優しいあなたに夢中なの。片思いの幼馴染に酔った勢いで大胆にせまっちゃう! (ページ 2)

「うふ。タケル、ちゃんとこっちを見て?」

「ユキ!酔い過ぎだぞ」

「もう酔ってなんかいないわよ。タケルにとって酔っている方が都合いい?」

「何をわけのわからないことを!」

「ほら、どんどん大きくなってきた…」

タケルのそれは、ユキの言う通りどんどん大きく固くなってきていた。

ユキはそっと下着の中に手を伸ばす。

ひんやりしたユキの手に、彼の熱さがしみていく。

「ちょっと、ユキ!やばいって!」

「なに?タケル、何がやばいの」

上下に手を動かしながらユキは意地悪そうな顔をしてタケルに聞いた。

「ほら、先が濡れてきているわよ。終わったらまたお風呂だね。今度は一緒に入りましょう」

「一緒に、って!ユキ!どうしちゃったんだよ!」

タケルの言葉など聞いていないかのように、ユキはするりと服を脱いだ。

風呂上がりのタケルの肌と、夜風で冷えたユキの体が重なる。

「タケル、冷たい?」

そう言いながらユキはまた彼のものを優しく握って上下に動かした。

「タケル、来てよ。私の気持ち、わかっているでしょう?」

「ユキ、駄目だよ!そんなに触ったら!」

「もう駄目?」

ユキはタケルのペニスをそっと自分の股間にあてがった。

「ユキ!ちょっと待って!」

「もう待てないよ。タケル、ずっと気付かないふりするんだもの」

ずぷぷ。

ユキはもう準備ができていた。

ゆっくりゆっくり、腰を沈めていく。

「あぁ、タケル…!」

「ユキ…!」

ユキは腰をゆらゆら動かした。

いや、勝手に動いていた。

「大好きよ、タケル。ずっとタケルとこうしたかったの」

「ユキ…。俺だってずっとユキのこと…」

ユキはさらに激しく腰を動かした。

「んんっ!タケル、ちゃんと言って…!」

「はぁっ…!俺もユキのこと、ずっと好きだったよ!」

「あぁ!奥に当たって気持ちいい…!」

「タケル、もっと言って!好きって言って!」

ユキは自分のクリトリスに手を伸ばした。

昇り詰めるまでもう少し。

「ユキ、俺が触ってあげる」

ユキが自分で触っていることに気が付いたタケルは、ユキの手をそっと外してユキのクリトリスに触れた。

「大好きだよ、ユキ。前からユキが他の男に言い寄られているのが気に入らなかった。でも俺、そいつらに『ユキが嫌がっているからやめろ』としか言えなくて…」

部屋に響く水音が激しくなる。

「あんっ、あぁ!タケルはちゃんと私のこと、守ってくれていたよ…。あぁっ」

タケルがユキのクリトリスに触れるスピードを上げた。

「タケル、そんなにされたら私もう…!」

「俺も、そろそろ…はぁっ」

「もう駄目、タケル!いっちゃう…!」

ユキの体が大きく跳ねた。

どくどく、とユキの体内にタケルの熱が流れ込んでくる。

ユキはタケルの上に倒れこんだ。

「ユキ、大丈夫?」

「うん、平気。すごく嬉しかった」

「ごめんな、ずっと言えなかったんだ」

「同じ気持ちだってわかったんだもん。それだけで私嬉しいのよ」

「ユキに男が寄ってくるのが嫌だった。でもそれを俺の気持ちのせいだと自分でわかっていなかったんだ」

ユキはタケルを抱きしめた。

元々大人しかったタケルがずっと自分を守ってくれていたのだ。

「自分の気持ちに気付いたら、俺全然表現できなくて…」

「もじもじしないの!今日から私はちゃんとタケルのものよ」

2人はぎゅっと手を握り合った。

明日からはまた何かが変わるかな。

ユキは安心に包まれて急に眠くなり、タケルの腕の中ですやすやと寝息をたてた。

-FIN-

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