「早くこうしたくて…仕事を終わらせてきた」温もりに包まれ輝くシルシ (ページ 6)

すると、重ねられた手が、それを引きはがす。

そうして指と指とが絡み合う。

「やばい…そろそろ」

「いいよ、きて…」

「理沙っ…一緒に、いこう」

准が目を細める。

気持ち良い時の、私で感じてくれている時の表情。

その時だった。

准を受け入れていたナカが、一段ときゅううって、なったのは。

「出すよ…いっぱい、あげる」

「うん、ちょうだい」

そう言って、頷いた。

絡み合う指に力を込める。

そして、准の腰の動きが、一番奥で止まった。

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