持ち帰った仕事をしていたら背後からイタズラに焦らされて…誘惑に負けちゃうあまあまエッチ (ページ 9)
『あっあっんぁ…また、イクぅ!』
再び頭の中が真っ白になったと同時に、彼の欲があたしのお腹に吐き出された。
しっとりとした彼の肩が上下に激しく揺れている。
ボーっとしたまま動く事が出来ないあたしに「はい」と言って、さっきまで使っていたバスタオルを渡してくれた。
照れくさくって、急いで起き上がろうとしたけど何故か力が入らない。
それに気付いた彼がクスっと笑いながらこちらを見てるもんだから、恥ずかしくてタオルで顔を隠した。
「何で隠しちゃうのぉ?」
と言いながら顔を近付けてくるから『やだ、見ないで』と言うと、余計楽しくなってしまったのか両手を掴まれて顔を無理やり出させた。
「恥ずかしがる顔可愛いのに?」
顔が真っ赤になってくのが自分でもわかって泣きたくなる。
「お仕事の邪魔してごめんね」
ちょっと眉毛を八の字にしてからあたしの頭を優しく撫でる。
『…ばか…』
「だってさぁ、うなじとか眼鏡とか見たら、ねぇ」
『ねぇじゃない』
「けど、きもちかったでしょ?」
あたしの頬っぺたをつんつんと突く。
『…内緒』
「じゃあもっと気持ちくなってもらお?」
そう言うとあたしをタオルごと抱きかかえて、所謂お姫様抱っこをすると、おでこにちゅっとキスをした。
そのまま浴室に強制送還。
いつになったら仕事の続きできるのかな、あたし。
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