蘇るあの日の恋心…。時を経て、関係を壊す覚悟は決まってる。今夜、初恋の続きをもう一度。 (ページ 3)
つい最近まで子供だと思っていた彼女にこんなにも溺れてしまっているなんて…。
彼女の瞳から零れた涙をそっと拭い、倫也は佳子の痛みが無くなるまで、動くのを待った。
一つに繋がったまま、倫也は佳子の身体に、ただ優しいキスを繰り返した。
『ぁあ、あ…』
少しずつ、確実に、佳子は倫也の愛撫によって快楽に導かれていった。
さっきまで痛みに顔を歪めていた佳子は、今や甘い吐息を漏らしながら、トロンとした目で倫也に色っぽい視線を送っている。
熱い蜜が溢れ始めたのは、佳子の身体が倫也を受け入れる準備が整った証。
「無理だったら言って」
『ふぁッ…ぁ、無理、なんかじゃ、ない…っ』
「愛してる」
佳子の体に負担をかけまいと、今すぐ貫きたい衝動を抑えながらゆっくりとゆっくりと慣らしていく。
男を知らなかった佳子の体は、次第と倫也のモノを奥へと受け入れていく。
『…や、ああぁ…倫也、だめ…ッ…』
佳子は甘い悲鳴を上げ、ぎゅっと倫也の身体にしがみつく。
「なにがダメ?痛い?」
『…違ッ…ダメ…ぁんっ…ふぁ…気持ちくて…おかしく、なっちゃ…』
「だったら、もっと気持ちよくなって」
佳子が、痛みではなく自分を感じていることを確信した倫也は遠慮していた腰を奥まで進めた。
『ぁあああっ…』
「……んッ…っ」
これ以上にないくらいに深く繋がると、佳子は身体を小刻みに震わせながら達した。
「イッた?」
倫也の言葉に、佳子は恥ずかしそうに頷く。
「でも、もうちょっと頑張って」
優しくしてやりたい、けれど、もっと鳴かせたい…。
限界まで高ぶった気持ちに、もう抑えなどきかなかった。
倫也の激しい律動に合わせて、佳子の身体がいやらしく揺れる。
『…あっ…ふぁ…っ』
「…ン……っ、佳子のナカ、すっげぇ気持ちいい」
ギリギリまで抜いては一気に腰を落とす。
倫也の激しい動きに倫 也自身も絶頂に向けて快感が高まっていく。
『……っ、あ、あ、ぁあああっ、倫也……っ』
背筋を駆け上がる痺れるような快感が、佳子を襲う。
「俺も、イくよ」
『あっ…はぁあっ……』
倫也は、佳子の一番深い場所で、真っ白な熱い欲を注いだ。
身体も、心も、すべてが一つに溶け合った瞬間。
どうかこれが、最初で最後の恋でありますように。
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