暗所恐怖症なのに資料室に課長と一緒に閉じ込められて―繋がる想い
キャラクター設定
登場人物をお好きな名前に変更できます。
milkyに掲載の小説は当サイトが契約した作家によるオリジナル作品であり、著作権は当サイトにて保持しています。無断転載、二次利用は固く禁じます。不正な利用が確認された場合、法的措置を取らせていただきます。
暗所恐怖症なのに資料室に課長と一緒に閉じ込められて―繋がる想い (ページ 1)
会社の資料室。
神崎課長に頼まれた資料がなかなか見つからないうちに定時の鐘がなってしまった。
(大変、課長に迷惑が・・)
残業決定だ。
華が焦ると、上からドサドサッと資料が降ってきた。
「・・キャッ」
もー、やだー!
華が泣きそうになっていると、神崎が資料室に顔を出した。
「おーい、華いるのかー?」
新人の華は、みんなから華、と呼び捨てにされている。
「課長!・・すみません、いますー」
「・・どこだよー」
神崎が、奥に入ってくる。
「ここですー・・」
資料に埋もれた華を神崎が呆れたように見下ろす。
「何やってんだ、お前は」
「すみませ・・」
その瞬間、カチッと音がして資料室が真っ暗になる。
コメント (0)