血を啜られながらひたすら揺さぶられて―愛おしさと快楽が弾ける絶頂エッチ
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血を啜られながらひたすら揺さぶられて―愛おしさと快楽が弾ける絶頂エッチ (ページ 1)
久しぶりに大きな休みを取れた日の朝、恵美は大きく伸びをしながら二度寝をするためベッドでごろりと寝返りを打った。
ここまでゆっくりできるのは久しぶりなため、幸せ感もいつもとは段違いだ。
「んーっ……」
思わず甘えた声で唸りながらも、枕に頬をすり寄せてもう一度夢の世界に旅立とうとした、そのときだった。
コン、コン。
「……窓?あ!」
窓を叩かれるなんて本来はあり得ないが、心当たりのあった恵美はぱっと起き上がると、締めていたカーテンを勢いよく開け放った。
「ギルバート!!」
そこに立っていたのは、朝日にも眩しい銀髪を風に遊ばせ、ルビー色の目を優しく細めた、人間離れした美しさの青年だった。
彼の名はギルバート。
この家の前で空腹のあまり倒れこんでいた彼を介抱した経緯で、恵美はこの青年と親しくしている。
その端正過ぎる容姿が物語るとおり、彼は人間ではなく、吸血鬼だ。
「所用で近くを通ったのでな。中に入れてくれぬか?」
「もちろん。玄関からまわってくれる?」
「ああ」
嬉しそうに笑みを深めたギルバートは、くるりとその場で一回転すると、まるで幻のように姿を消して見せる。
慌てて玄関へと走った恵美がカギを外すと、ドアが小さく音を立てて開いた。
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