テレビ放送の催眠術にかかってしまい、思った事を素直に言ってしまう状態で彼とエッチすることに…!? (ページ 4)
「……っ、」
陽光の眩しさに目覚めてから、身体のあちこちが痛んで軽く悲鳴をあげた。
それと共に昨夜の痴態を思い出す。
昨日、私、あんなこと…っ!
掛け布団に潜って身悶えていると、もそもそと隣の彼が動き出す。
「千夏、起きた?おはよー」
「っおはよ。ごめん、ちょっと昨日どうかしてた」
「あぁ…仕方ないよ催眠術かかってたんだし。むしろ俺としては嬉しかったんだけど」
「っ!!忘れて…!!ていうかまたあんなことになったら…」
毎回ああなったら羞恥で死ぬ。
そう思い泣きそうになった私へ彼が声をかける。
「え?あぁ大丈夫じゃないかな。番組の最後で長くても一晩までしか持続しないって催眠術師が言ってたよ」
「っほんと!?」
「うん、だからさ」
ベッドの中で背を向けていた私を彼がするりと後ろから抱き締める。
「昨日千夏が教えてくれた“好きなところ”…忘れないうちにもう一回可愛がらせてよ」
耳元で熱っぽく囁かれて、ぞくりとしたものが身体を駆ける。
「ぁ…、ゃ…ッ」
後ろから私を絡めとる手が乳首をすりすりとなぞりつつ、右手の爪先が私のクリトリスへと伸びる。
「…ぁ、…っ…ひぃ…ッッ!!」
カリッ、と優しく引っ掻かれて、昨夜の余韻が残った身体は簡単に熱を取り戻す。
せめて発言だけは慎ましやかに耐えよう、と決意しながら。
昨夜弱点を全て晒してしまった私は、朝から信じられないくらいぐずぐずに溶かされてしまうのだった。
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