同級生からDMが届いて、返事を返したら未経験の絶頂を味わってしまった。

キャラクター設定

登場人物をお好きな名前に変更できます。

milkyに掲載の小説は当サイトが契約した作家によるオリジナル作品であり、著作権は当サイトにて保持しています。無断転載、二次利用は固く禁じます。不正な利用が確認された場合、法的措置を取らせていただきます。

同級生からDMが届いて、返事を返したら未経験の絶頂を味わってしまった。 (ページ 1)

突然、高校時代の同級生からDMが届いた。

私は、食物科のある私立高校にかよっていた。

パティシエになるのが子供の時からの夢で、卒業と共に、調理師免許とスイーツ店の就職を狙って入った高校だ。

食物科は各学年、一クラスのみ。

必然的に3年間クラスメイトは同じになる。

そのクラスメイトの一人、俊輔からDMが届いたのだ。

少し、めんどくさかったが返信した。

『元気?よくわかったね』

直ぐに返事が返ってきた。

『覚えてた?俺は元気。ちゃんと寿司屋やってるよ。由紀は今何してるの?』

彼もちゃんと夢を叶えたらしい。

彼の夢は寿司屋を出すこと。

お客さんと話しながら調理出来るから、らしい。

『今、パティシエやってるよ。お互い、夢叶えたね!』

『そっか。今度、時間ある時にでも俺の店来ない?おごるよ!』

『おおお!久しぶりに俊輔の料理を食べられる。絶対行く』

『マジで!!絶対食べに来いよ』

『うん。行くときDM送るね』

『待ってるぞ!!』

いざ返事をしてみると、懐かしくて楽しくなってきた。

めんどくさいと思った事を少し反省してしまった。

*****

数日後、仕事終わりに彼の店に行った。

高校の時は、何だかんだ夢の話ばかりしてた相手で、異性と思ったことが無い。

男の子にも女の子にも、ボディータッチの多い彼で、じつはゲイかも…と思っていたぐらいだ。

久しぶりにそんな彼に会うのが、楽しみになっていた。

「いらっしゃい!…おお、由紀!遅い、待ってたぞ(笑)」

「仕事終わってから行くって、返事したはずだけど(笑)これ、従業員さんに…シュークリームなら持ち帰れると思って…」

 私の店の物だが、手土産に持っていってみた。

「おお!さすが!…ありがたくいただきます!…それより腹減ったろ、なんでも握るよ…サーモン?大トロ?」

私の好きなネタだ。

まだ覚えてたんだ…でも、ちょっと意地悪したいから…

「じゃあ、はまちと玉子といくらが良い…あとキスとシソの天ぷらと日本酒(笑)」

「はぁ~、おやじかよ(笑)…ちょっと待ってな…」

手際がよくて、思わず見とれてしまう。 

「はい、お待ち…今、店しめるから一緒に飲もうや、待ってて」

 いつの間にか、従業員も締め作業を始めていた。

*****

コメント (0)

コメントを書く