前戯されるより本番派なのに、舌と指だけでイかされてからやっと奥にもらえました (ページ 2)

待ち合わせの今日、ビジネス街で一通り飲んで店を出たのは21時過ぎ。稔さんが時計を見る。

「もう一軒…? でも、明日も仕事ですよね。駅まで送りましょうか」

そっか…そうだよね。ホテルのお誘いを期待したのでちょっとだけ残念だったけど…いきなりはやっぱ、厳しいよね。期待した一瞬の心の内が、もしかしたら顔に出たかもしれない。じっと私を見ていた稔さんが、少し戸惑ったように笑った。

「それともどこか、行きたいとこがありますか?」

多分わざと、軽い言い方をした稔さん。私はわざとそれに乗った。

「終電までまだ時間ありますし…2人でゆっくりしたいです」

本音を探るように、稔さんが目を合わせてくる。じっと見返すと、スッと手を出して頬に触れてきた。

「では、そうしましょうか」

コンビニに寄ったあと、入ったのはビジホ。これはつまり…あとは大人の時間よね…。

そこで私は、稔さんに、自分の嗜好を打ち明けたのだ。

*****

そして現在、全裸で彼のものを思いっきりフェラしているところ…。

稔さんは私にアソコを咥えられたまま、私の乳房に手を伸ばして、乳首をコリコリしながら大きく揉んでくる。

「んあっ、気持ちいいです…」

「僕も、いいですよ…啓奈さんホント、うまいですね…」

竿を擦る手を少し強く、速くし、少し吸うようにして先端に圧力をかけると、稔さんはあぁ…と、ため息みたいな色っぽい声を漏らした。

「こっちにきてください」

稔さんは、脱ぎかけていたズボンと下着をすべてとり、全裸でベッドに横たわって私を呼んだ。

「はい…」

騎乗位で挿入しようと、稔さんのお腹にまたがったけれど、稔さんは私の腰を押さえて入れさせてくれなかった。

「…稔さん、もう…、入れさせてください…」

指先で、稔さんの先端のぬめりを周囲に塗り広げる。

「まだだめですよ。反対、向いてください」

「え…」

うそ、もうほしくてたまらないのに…!? アソコがじゅん、と疼く。

「僕の、咥えてていいですから。そのかわり、僕にも舐めさせてください」

「そんな…。前戯はいらないです…」

「いいから。早く」

今すぐ入れて欲しいけど…。こんなこと命令されるの初めてで…。私はこわごわ、稔さんの顔のほうにお尻を向けて、稔さんの顔をまたいでみる。膝を開くと、アソコにスッと風が当たって、そこが全開になっているのがわかった。開き切ったその部分が、稔さんの目の前に突き出されてしまう。

「これ…、恥ずかしいです…」

「啓奈さん、僕のを咥えていただけで、こんなに濡れてしまったんですか?」

稔さんは私のトロトロの割れ目を指の腹でスリスリすると、体の位置を調節し、私のお尻ごと抱き寄せるようにして、突然、そこに顔を埋めてきた。

「んああっ」

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