草食系男子の彼氏が実は絶倫で…!リードするつもりがされちゃいました♡ (ページ 2)

「…なんて、由衣は言ってたのにね」
「ひゃう…うっ、ぅ、それ、前のはなし…!」

景は意地悪なことを言いながらクリトリスをつねってくる。
私は腰をくねらせて必死によがることしかできない…。
与えられる快楽に口から声が止まらなくなってしまっている。

「だって…ね、リードしてくれるって。それが今は、さ」
「いじわるいうのやだっ、いきそ、うっ…」
「イくのは怖くないよ、大丈夫」

景に頭をなでられると奥のほうがきゅんとしてしまう。
出てきた生理的な涙を景は大きな手で優しくぬぐった。

本当は…騎乗位で景のことを搾ってあげるつもりだったのに。
気づいたころには下からたくさん突かれて喘がされていた。
景が優しく微笑むのと同時に突くのが早くなる。

「も…だめ、いきそう…!」
「いいよ、いっぱいイこうね」

景の言葉とともにとびきりの快感がもたらされる。
一瞬意識がとんでしまうような…目の前が真っ白になる。
気づけば私はイってしまっていた。

「景っ、そこ…だめ!イったばっかり、なのに」
「だからだよ」

イったばかりなのに景は突くのをやめてくれない。
他人にされるのでしか得られない強烈な快感が私を襲う。

「っ…ぁ、あ!い…くっ、またいっちゃ…!」

口から勝手に声が漏れ出る。
身体を丸めて必死に開館を逃がそうとしても無理で。

「っ…!う、ぅ…。は、ぁ…」
「あはは。すごいね、イきっぱなしだ」

私はまたあっけなくイってしまった。
景がまたいじわるなことを言う。
でもそれすら気持ちよくなる材料になってしまう。

「もういっかい。がんばろう、ね?」

騎乗位の体勢から寝かせるように。
私をベッドに下した景はそう言って微笑む。

「まっ…て、景、…!ふぁ、あっあ、ぁ…!」

景は完全に自分のペースでピストンを始めた。
緩急をつけながら奥をずんずん揺らしてくる。
それがたまらなくて私はまた声がでっぱなしになってしまう…!

「あっ…あ、あん、っ…、うっ…!」
「声すごく出てる。かわいいね、結衣」

完全に雄…肉食系男子の顔をした景の顔が緩む。
そんな仕草や言葉のひとつひとつにときめいてしまって仕方ない。
きゅんきゅんするのと快楽が交互にきて止められない。

「い…くっ、ぅ…っ!」

私はまたイかされてしまった。
それを見て景は満足そうに笑っている…。

ああ、景は草食系男子なんかじゃなかったんだ。
イった余韻が抜けきらない頭の中で思考が巡る。
でもこんな景も悪くない…よね?

まだまだ夜は明けそうにない。

-FIN-

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