彼氏とマンネリ気味の私は痴漢に絆されて…快楽に堕ちてゆく車内えっち♡

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彼氏とマンネリ気味の私は痴漢に絆されて…快楽に堕ちてゆく車内えっち♡ (ページ 1)

上着の下に手が差し込まれて胸の頂点のほうに上っていく。
どきどきと高鳴る鼓動に大きな手が合わさる。
窓のほうを向いたまま何もできない。
…私は今、痴漢されている。

「突然のことでびっくりしましたよね」

私に痴漢している男は私の耳元でそうささやいた。
満員電車の騒音でかき消されそうな小さな声で。
マスクをしているのかその声はくぐもっている…。
それから石鹸のにおいがふわっと香った気がした。

「ここ、好きなんですか?」
「っ…、!」

男の大きな手が胸を包み込み乳首を親指でかすめる。
じんわりとした、けれど急な快楽が私を襲う。
思わず吐息のような喘ぎ声をあげてしまった。

「んうっ…私が告発したらあなた、逮捕されますよ」
「…あはは、大胆なことをしてごめんなさい」

気丈にふるまってみると男はそう言って苦笑した。
「けれど」男はそう前置きして思いもよらないことを言った。

「あなたが…彼氏さんとうまくいってないの知ってるんです、有希さん」
「えっ…どうして。それを知っているの?」
「あなたのことが好きだからです」

好き。この男は私のことを知っているようみたいだ。
私はこの男のことを全く知らないのに…。

「ずっと後をつけていて…そこで知りました」
「そんな、こと…」

男はそれ以降何も答えなかった。
乳首に当たっている親指の力が強まる。
それに比例して快楽もじくじくと刺すように強まる。

「…感じてますよね?」
「感じてなんか…ううっ」
「良いんですよ、イってください」

男がそう言うのと同時に与えられる快楽が大きくなる。「んうう…っ!あっ、ああ」

私はあっけなく絶頂を迎えた。
立っているのがつらくて手すりにつかまる。
男は私の胸を触りながら耳元で囁いた。

「イったんですね…かわいいです」
「っ…」

絶頂の余韻で何も言えない私に追い打ちをかけるように男は続けた。

「また…僕に会いたいなら、同じ電車に乗ってください。僕はあなたのことを信じていますから」

その言葉と同時に大学の最寄駅へ着いたというアナウンスが鳴り響く。
後ろを振り向くと男はいなくなっていた。
私もその後を追うように電車から降りた。

…あれは痴漢で許されない行為だ。
けれど男は私と彼氏がうまくいっていないことを知っている。
そして男はきっと私のことが好きだ。断言してもいい。

彼氏を捨てるいい機会になるんじゃ……
そこまで考えたところでそれ以上を思うのはやめた。

…また同じ電車に乗ったらどうなるだろうか。
僅かな期待と不安を胸に私は大学へ急いだ。

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