義父が机の下から愛撫をしてくるので、私は我慢できずにトイレへ駆け込んだ
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義父が机の下から愛撫をしてくるので、私は我慢できずにトイレへ駆け込んだ (ページ 1)
「私の新しい旦那でーす!」
義母にそう紹介されたのは30も歳が離れていそうな若い人だった。黒縁眼鏡から見える目は切れ長で、整った顔立ちをしていた。
「よろしくお願いします」
丁寧にお辞儀をする義父。背筋がしっかり伸びていて、好感が持てる。
「僕のことは陽介と呼んでください。おとうさんとは呼びづらいでしょうから」
私は夫と目を合わせ、じゃあという形で義父を「陽介さん」と呼ぶことにした。
義母から「結婚した」と言われたときは何か冗談を言っているのかと思った。挙式も済ませたとも言われ、頭を抱えた。
そして、今日、その問題の義父との初対面の日だった。
「これから、お祝いに飲みに行きましょう!」
義母はウキウキで陽介さんの腕を取ると、先に歩き出してしまった。私たち夫婦は後についていくしかなく、夫はまだ状況を飲み込み切れていないようだった。
居酒屋に着くと、義母の隣に陽介さん。陽介さんの前に私が座った。
飲んでいる間は義母の馴れ初め話が続く。私たちは辟易している。
その時、トンと足と足が当たる感覚がして、
「すみません」
と謝った。
「陽介さんは脚が長いんですね」
「そんなことはありませんよ。普通です」
しかし、しばらくして今度は私の脚をなぞる感覚がある。今日はミニスカートを穿いているので、脚が剥き出しだった。
私は何故という疑問を抱きながら、手をペシンと打った。
何故か不快感がなかったのだ。
ただ体は気持ちいいが、気持ち的にはあまり良くない。だから、手を払った。
正面を見たら、陽介さんがニヤニヤと笑っている。
(こいつ、同じくらいの歳だからって舐めてるな?)
一瞬、考えがよぎったけど、これはそんなモンじゃない。その証拠にまた机の下で私の脚を撫でまわし始めた。
「っ…!」
太ももの内側まで手が伸びてきた。私はそこが弱点なので、触れられては我慢できない。
思わず声を出しそうになり、手を掴み、きっと相手を睨む。相変わらずニヤニヤしている。
撫で方が執拗になってくる。内太ももの私の弱い箇所を重点的に責める。
私はついに耐えられなくなって、トイレへ逃げ込んだ。トイレはビルの各階にあって男女共用だった。
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