通っているバーで泥酔してしまった私は、憧れのバーテンダーに誘われるまま… (ページ 2)

「悠斗さん、これじゃ何も見えない…」

「お仕置きなんだから当然でしょ?いやらしい紗菜さんにはお仕置きしなくちゃ」

悠斗さんは笑いながらそう言うと、私のブラウスやスカートを荒々しく脱がし始めた。

ビリビリと服の破れる音が響く。

「あっ、いやぁっ、あんっ!」

ブラジャーも力任せに引き千切られて、乳首に吸い付かれる。

いつもスマートな悠斗さんらしくない荒々しさに、逆に興奮してしまう自分がいた。

いくら欲求不満とは言え、こんな状況で興奮するなんて…。

私はどこまでも変態なんだ。

「お願い、悠斗さん。早く、早く入れて…」

あそこから溢れた愛液が、どんどん床を塗らしていく。

このまま何も入れてもらえないんじゃ、おかしくなってしまいそう。

焦らされるのは限界だった。

「ほんといやらしい子だな、紗菜さん…」

「んっ…」

キスで口を塞がれる。

舌を入れられ、甘い感触にうっとりとした。

その時…。

「紗菜さん、紗菜さん、起きて」

どこからか、悠斗さんの声がする。

おかしい。

だって悠斗さんは、今私とキスをしている。

なのにこの声は、どこか遠くから聞こえてくるような…。

もしかして、目の前にいる人は悠斗さんじゃないの?

目隠しをされているせいで、確認する術はない。

怖くなって、何とかキスから逃れようとした時だった。

肩を誰かに揺さぶられた。

「紗菜さん、そろそろ起きて。明日も仕事でしょ?もう閉店の時間だよ」

「ん…んん…悠斗さん…あれ?」

ゆっくりと、視界が開かれる。

目隠しを外されたのかと思ったけれど、違う。

「あ、あれ?私、服…」

服は綺麗なままで、何一つ脱がされていない。

私は椅子に座り、バーカウンターにうつ伏せになって寝ていたらしい。

そう、さっきのあれは、私の夢だったのだ。

悠斗さんはにっこりと微笑んだまま、首を傾げた。

「大丈夫?うなされてたみたいだけど」

「あ…えっと…」

私は思わず視線を逸らした。

あんないやらしい夢を見たなんて言える訳がない。

でも、私のあそこは今も熱く疼いて、洪水のような愛液がパンティを濡らしてしまっている。

早く彼のものがほしい。

ぐちょぐちょのここに彼のものを入れて、思いきり突いてほしい。

私は、上目遣いに彼を見上げた。

このまま帰るなんて、できそうになかった。

「あの、私…」

普段なら絶対に言えない願望を口にした私に、彼の目が驚きに見開かれ、やがてその口元に、ゆっくりと妖艶な笑みが浮かんだ。

-FIN-

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