爽やかな彼氏の真実は鬼畜彼氏でした。〜完全計画で仕組まれた初めての潮吹き〜 (ページ 2)

｢…っ、美味しくない｣
｢え？でも美味しいってさっき言ってたじゃんか｣
｢ビールの味と混ざった…｣

｢ごめんってー｣
｢ひゃっ！んんんっ…！｣
頬に添えられた手で横を向かされて、耳を舐められた。

ゾワッと肩も上がって、変な声が出ちゃった。
けど、希一はやめる気配なしで…
肩に手を置いてどいてってするけど、やっぱり力もあってビクともしない。

脳に水音が大きく響いて、お腹のところから希一の手が忍び込んでくる。
スルスルと産毛を撫でるみたいに横腹を擽ってきて、身を捩るけど逃げられない。

だんだんと唇が落ちてきて、首筋、鎖骨、肩…あちこちにキスが降る。
けど、重点的に唇が責めるのは首と肩の間。
そこは私の弱いところだった。

｢ふぅっ、んん…っや、そこ｣
｢やーだ｣
歯が当たったり、固くした舌先が擽ってきたり、背筋に何かがせり上ってきて、鳥肌が立ちそう。

首元に意識が集中していたけど、いつの間にかTシャツが捲りあげられていた。
｢あれ、これいつもと違う…新しいの？｣
｢夜用のブラ…新しく買ってみたんだけど…へ、変？｣

｢可愛い。淡い紫でレースも上品だけど…桃菜肌白いから映えてエロいな…｣

褒めてはもらえたけど、恥ずかしい…
見られる姿は、可愛いって思われたいから少し背伸びしたデザインのものを買ってみた。
会ったら毎回求められるんだもん、手が抜けないよね。

｢恥ずかしいからあんまり見ちゃだめ｣
｢それもやだ｣

希一はニヤッと笑って、一瞬のうちに私の両腕を取って頭上で拘束してしまった。
腕の真ん中を捕まれて、片手で一纏めにされちゃって抵抗できない。

｢ちょっと、恥ずかしい！明るい！｣
｢よく見えていいじゃん｣

そう言いながら希一は私のブラのカップ部分だけをずり下げてしまった。
｢っ…！！｣
｢谷間えろ…もう乳首たってるけど？これ布が柔らかくていいね｣

恥ずかしさに耐えきれなくて横を向いて目をギュッと瞑るけど、希一はお構い無しに胸にしゃぶりついてきた。
｢ふぅんっ！んんっ…んぁっ｣

口に含まずに、舌先だけで弄ぶ。
執拗に頂を弄んだ後にキスマークがつくんじゃないかってほど乳輪ごと吸ってくるから、本当に希一の責め方ってねちっこい。

でも今日は、いつもの焦らしプレイとは違ってすぐにズボンに手がかけられた。

｢…桃菜、こんなエッチなのつけてたの？｣

ショーツは上とセットなんだけど…紐パン。
男の人って、紐パン好きって本当だったんだ…
希一はもう下着に釘付け。

喜んでもらえるのは嬉しくても、こんなにガン見されちゃ恥ずかしくてたまらない…