元カレとよりを戻す甘い夜。再会した私たちは激しく求め合い身体を重ねる…
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元カレとよりを戻す甘い夜。再会した私たちは激しく求め合い身体を重ねる… (ページ 1)
今日から私は異動に伴い、新しい部署へ出勤した。
「おはようございまーす」
一緒に働くメンバーに挨拶をしていると、私はぎょっとしてしまった…。
光暉だ…。まさかの同じ部署なの…?
光暉は以前付き合っていた元カレで、仕事がお互いに忙しくて別れてしまった。
別れたくなかったのに、突然失恋してしまい、正直今も新しい恋愛に踏み出せずにいた。
そう。実はまだ、私は光暉のことが好きなのだ。
心の中で最悪だと呟きながら、気にしていないふりをして何とか一日をやり過ごした。
仕事終わり、歓迎会があると誘われ、私は参加することにした。
*****
「美羽、久しぶり!元気そうだね」
飲んでいる途中、声をかけられ顔を上げる。
「あ、光暉…さん。お久しぶりです」
私は動揺を周りに誘われないように口角を無理やり上げて挨拶をする。
光暉は元カレであり、私の上司だったため、呼び捨てで呼ばないようにも気を付けた。
付き合っていた頃の話なんて一切せずに、自然な笑顔で仕事の話をしてくる彼。
私はその横顔をぼーっと見つめてしまった。
光暉、変わってないな。かっこよくて、笑うと目が細くなるところも好きだった…。
「あれ、もしかして美羽、飲みすぎた?」
「えっ、あぁ、はい。久しぶりのお酒だったからかな…」
また光暉の声にはっとして、適当に返事をする。私は飲み会の間中、ドキドキが止まらなかった。
*****
光暉と話した余韻に浸りながら帰路につく私。
「美羽!待ってよ!」
声のする方を振り返ると、光暉がいた。
なんで、そんなに話しかけてくるのよ…。私の気も知らないで。
「光暉…。同じ部署になるなんて思わなかったね」
「うん。俺、美羽が挨拶に来たときびっくりしちゃったよ」
「同じ会社なのに、別れてからもう2、3年は経ったかな…。職場内でも全然会わなかったね」
「美羽…」
突然彼に腕を引かれ、立ち止まる。
「な、なに?私たち、もう別れたんだから、やめてよ」
「美羽は、もう俺のこと職場の上司としか思ってない?」
今更なに…?ずるいよ…。
私は優しい声に導かれるように、彼の胸に飛び込んだ。
自然と涙が溢れてくる。
「ごめん。勝手なことして。でも、俺、ずっと美羽と別れたこと後悔してたんだ」
「…っ。光暉…」
私の顔は涙と鼻水でぐちゃぐちゃだ。
彼に手を引かれるまま、そのままホテルに向かった。
*****
部屋に入った瞬間、キスをされる。
「んっ…。あっ、光暉…」
「ごめん、俺、全然我慢できない…」
唇と唇が触れ合うくらいのキスから、だんだん激しくなってくる。
「あっ、はぁ…」
舌を吸われ、熱く絡み合う感覚が気持ちいい…。
薄暗い明りの中、お互いスーツを脱ぎ捨て、ベッドに潜り込んだ。
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