年上彼氏との溺愛セックスは気持ちよすぎていつも何度もイってしまいます
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年上彼氏との溺愛セックスは気持ちよすぎていつも何度もイってしまいます (ページ 1)
「部屋を取ってあるんだ」
「はい」
敏行さんの言葉に頬張ったデザートをむせそうになってしまったけれど、なんとか堪えてさも当然とばかりに返事をする。
歳の近い彼氏と付き合っていたら、絶対に来れないであろうホテルの前菜はサラダドレッシングだけで白米が食べられそうだったし、メインの肉はとろけて舌の上から消えてなくなってしまった。
ホテルに部屋を取ってある、つまりこの後その部屋でセックスをしようという殺し文句だ。
*****
先にシャワーを浴びてバスローブに袖を通す。
ラブホテルのそれとは違って、触り心地がよく高級なタオルみたいな触り心地だ。
きっとこれまでかなりの数の女をメロメロにしたであろう敏行さん。
一回デートでそのスマートさを体験すれば、どんな女だってころりと落ちてしまうだろう。
私といえば高校生と大学生のころに、ふたり彼氏がいた。
しかも経験人数はその大学生の彼氏ひとりきり。
独りよがりなその行為にほとほと愛想がつき、我慢を重ねたけれど大学を卒業したタイミングで別れてしまった。
早く大人になろうと通い詰めたバーで出会った敏行さんに猛烈アタックをして、彼女という立場を手に入れた。
すると後からシャワーを浴びた敏行さんがバスルームから出てきた。
まだ濡れた髪をかき上げて、少しくずしたバスローブの着こなしは大人の色香が香っている。
私が座るベッドの横に座ると、柔らかいベッドはもうひとり分の体重を受けて沈んだ。
「あ、お水飲みますか?」
「うん、ありがとう」
冷蔵庫から取り出したミネラルウォーターのペットボトルを手渡すと、目じりに皺を刻んで優しい笑みを向けてくれる。
そのまま膝の上に導かれると、腰を抱かれる。
向かい合う形で甘えるように抱き合うと、頭を撫でられるとそのまま顔を上げた。
まだ二十代の私の武器は若さだと自覚している。
それを大事に使う。使えるものは使うんだ。
「夏海ちゃん、キスしてくれる?」
「もちろんです」
敏行さんに跨りながら、膝立ちになり肩に手を置いた。
滅多に見下ろすことのない顔はとっても整っている。
ちゅっと触れるだけのキス。
形のいい唇は少し乾燥していてかさついている。
それすら愛おしくてたまらない。
何度か角度を変えて触れるだけのキスを繰り返してから、舌を誘うように下唇を挟んで舌を誘う。
するとぐっと後頭部に大きなてのひらが触れたかと思うと、そのまま引き寄せられた。
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