彼と秘湯へ。誰がくるかわからないのに、彼に迫られて…すっごく感じちゃった

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彼と秘湯へ。誰がくるかわからないのに、彼に迫られて…すっごく感じちゃった (ページ 1)

木々に囲まれた、渓流側の露天風呂。

耳をすませば、川のせせらぎ。

小鳥のさえずりが仕事で疲れた私たちを温かく出迎えてくれた。

「晴れてよかったね、滉」

「里帆と秘湯。なんだかエロいな。誰もいないし、たくさんイチャイチャできるな」

私と滉は同じ病院で働く看護師。

ここ1,2年は仕事に忙殺される日々が続き、二人で会うこともできずにいた。

付き合って初めての旅行。

この日をとても楽しみにしていた。

「ヤッホー!」

水着姿の滉が温泉に飛び込んだ。

バッサーンと水しぶきが上がる。

「もー!子供じゃないんだから!誰かきたら――」

「いいだろ、貸し切りみたいなもんだし。里帆も早くおいで」

私も温泉に入り、滉の隣に座った。

肌が触れるか触れないかの距離感にドキドキする。

「滉、少し痩せたね」

「家に帰れない日が続いたからな。里帆の膨らみは健在だな」

胸の谷間を覗き込まれ、恥ずかしくて肩までお湯につかる。

「隠れても無駄だぞ。丸見えだ」

温泉が無色透明なのは誤算だった。

滉に選んでもらった水着は谷間を強調するようなセクシーなビキニタイプ。

上も下も紐をほどけばスルスルと脱げてしまう心もとない作り。

普通なら恥ずかしくて着ることはできないけど、初めての旅行だし、滉にもっと好きになってほしくて。

太ももと太ももが触れ合う。

ドキドキが静まらない。

意識しているのは私だけなのかな?

体温が上がるのは温泉のせいだけじゃない。

「なあ、水着脱がしていい?」

「え…でも、人がくるかもしれないし…」

「里帆の全部がみたい…ダメ?」

嬉しい…でもこんなところでは…恥ずかしい。

「里帆が悪い!こんないやらしい水着をきてる里帆が悪い!」

「滉が選んだ水着だよ?」

手をつかまれ、水着越しにアソコを触らされる。

意志をもったかのように強く立ち上がっている。

硬い…。

「ダメ?」

熱のこもった瞳に射抜かれる。

「ダメ…じゃ、ない」

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