いつもと気分を変えて制服を持って行ったところ、彼のスイッチが入ってしまった
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いつもと気分を変えて制服を持って行ったところ、彼のスイッチが入ってしまった (ページ 1)
社会人になってからあまり会う機会が無くなっていた彼氏と久しぶりに一緒に出掛けることになった。
「ルイ、久しぶりだね」
集合場所である映画館に着くとすでに彼は待っていた。
「うん。久しぶり」
そう言って私はカバンのひもをぎゅっと掴む。
届いてから悩んでいたのだが、あの衣装を持ってきてしまった…
実はネットでかわいらしいセーラー服を見つけて買ったのだ。
もしかしたら…彼が喜んでくれると思って。
別に映画観たらホテルに行こうという約束をしていたわけでは無いが、私は期待していた。
カバンに入れているのがなんだか恥ずかしくてそわそわしながら。
「ルイ、どうしたの?」
それを不思議そうに見ている彼氏。
「な、なんでもない!早く映画観に行こう」
心配してくれる彼に気付かれないように私は彼の腕を掴み映画館へ入った。
こうして予定通り映画を観ていると、彼が私の手を握ってきた。
ドキドキしながらも私も彼の手を握り返すと、彼は私の耳元で囁いた。
「この後時間ある?今日帰したくない」
その言葉に私は彼の目を見ながら首を縦に振る。
私の返事を確認すると彼は私の唇にキスをした。
「…久しぶりだから覚悟しておいて」
彼のそんな言葉に同じ気持ちでいてくれたんだと嬉しくなっていた。
*****
映画館を出ると、行こうかと一言言って私の手を引っ張っていく彼。
そして私たちは近くにあったホテルへ入った。
「あのね!…実はユウヤ君に喜んでほしくてこんなの持ってきたの」
ホテルについて私は持ってきた制服を彼に見せた。
「私もユウヤ君としたかったし、楽しみたかったから」
恥ずかしくなりながらも素直に気持ちを伝えた。
すると、はぁと大きなため息をつく彼。
もしかしてこういうの好きじゃなかったかな…そんな風に落ち込みかけていると彼からキスをされた。
「そんなかわいいことしないで」
そう言って再び彼に唇を塞がれる。
「んっ…」
深いキスに私は声を漏らしていた。
「それ、着替えてきてよ」
私はキスでふらふらになりながらうんと返事をして制服に着替えることに。
「あの、なんていうか…」
コスプレをして彼の前に立つ私。
ただじーっと見てる彼の目線が恥ずかしくて顔をそらした。
「もう、いいでしょう?」
ついに耐えられなくなり逃げようとしたところ腕を掴まれベッドに押し倒される。
「かわいいから見るに決まってるじゃん」
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