血の繋がらないお兄ちゃんと、今日は家でふたりきり…!そっけない彼と仲良くなりたくて…
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血の繋がらないお兄ちゃんと、今日は家でふたりきり…!そっけない彼と仲良くなりたくて… (ページ 1)
私には再婚同士で血の繋がっていないお兄ちゃんがいる。
仲良くしたいと思うのに、顔をあわせるといつもいつも、
「部屋には入るな、近寄るな、話しかけるな」
とそっけなくされるばかり。
男友達とは楽しそうに会話するくせに!
でも、今日の我が家はいつもと違う。
私はこの機会にお兄ちゃんと仲良くなることを決意した。
「今日お父さんもお母さんも旅行中だしさ、私達も仲良くしようよ」
「おい、あんま寄るな」
「なんで?あっもしかして気まずい?だいじょーぶ!一緒に遊べるゲーム用意してある…か、ら…」
──近い。
振り返ったら思った以上に距離が縮まってしまい目を見開いた。
寄るな、なんて言われてたのに鼻先が掠(かす)めそう。
思わずごくりと息を呑む音が、しんとした部屋に響く。
はぁ、とため息をこぼした悠くんが、諦めたように語りだす。
「近寄られると…お前が、可愛いから困る。同居してるやつにこんなこと思われてるとか嫌だろ?だから俺のことはほっとけよ」
揺らぐ瞳がどこか寂しそうにそらされる。
まさか、そんな風に思われていたなんて。
その姿を見ていたらかっこいいお兄ちゃんから、可愛い人、に認識が変わってしまった。
(放ってなんか…おけないよ…)
ドキドキと心臓がうるさい。
でもきっと今を逃したら、何も変わらないどころか離れていってしまう。
衝動のまま彼の袖をきゅっと掴んだ。
「お兄ちゃ…ううん、…悠くん。嫌じゃない、ほっとけないよ」
驚いたように私を見た悠くんが、一瞬苦しそうに顔を歪めてから私の肩をそっと抱いた。
「…んっ…ッ!…ンぅ…は」
初めは優しいキスが、徐々に深くなっていって、腰が砕けそうになる。
必死に悠くんの腕にしがみついて、崩れそうになる自分を支えた。
「…煽った責任、取れるか?」
ぞく、と期待のようななにかが駆け巡る。
戻れなくなると知りながらも、私はこくりと頷いていた。
「ンぅ…っ、…ふ、…ッぁ」
口内に舌が差し込まれて、丁寧になぞられると合間から声が漏れてしまう。
舌同士を絡ませ合う行為にただ夢中になっていると、自分の下着の中がヌルついてきているのがわかった。
(う、そ…キスだけでこんな…)
未経験の私は、自分の身体の反応に戸惑った。
恥ずかしさから若干膝を擦り合わせた私の動きを、悠くんは目ざとく気づいた。
スカートをまくり上げられ、下着の中に指が入ってくる。
指先が濡れたそこに気付くと、彼が意地悪そうに笑う。
「ゃ、お兄ちゃ…あぅっ、んむ」
制止の声はキスで阻まれる。
ちゅく、と舌を絡めながら、中指が私の中へつぷりと入れられる。
「っ…愛莉、お兄ちゃんって呼ぶな。すげぇ、悪いことしてるみたいだ」
苦悶と興奮の混じったような表情に、どうしていいかわからず名前を呼んだ。
「ん…悠くん、悠…」
キスをしながら、ものすごく丁寧に中を行き来される。
違和感が強かったそこも、クリをいじられながら徐々に指を増やされて2本の指をずっぷりと咥えこんでいた。
「愛莉、痛くないか」
「ぅ、ぁ…だい、じょ、ぶ…ッ」
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