年下幼馴染の恋人と初めての愛されえっちできゅんきゅんしてしまう私 (ページ 2)
ぼそりと言い返された言葉に、さらににやけてしまう。私と一緒にいるときは、子どもの頃みたいに甘えた話し方になるところも、可愛いなあと思う。
ぽすん、と優しい力でベッドに押し倒される。後頭部と背中に腕も回してくれて、大切にしてくれていることがわかって嬉しい。こんなふうに扱われたら、なんでもしてあげたくなってしまうの、わかってやっているんだろうか。
おでこや頬にもキスが降って来て、くすぐったい。
「口、開けて」
そっと唇に隙間を開けると、優樹の舌が口内に入り込んでくる。
「んっ、ぅ」
確かめるように口内を探ると、私の舌とこすり合わせて、絡ませる。優樹の舌が辿るところから、溶けていってしまいそうなほど気持ちがいい。
思わず鼻にかかったような声を出してしまって、恥ずかしくなる。
お腹のあたりがムズムズする。
優樹の方から流れ込んでくる唾液をのみ込むと、ちゅっと音を立ててゆっくり優樹の唇は離れていった。
「じゃあ、脱がすね?」
余裕なんてないくせに、いちいち私の様子を気にしてくれるのが、嬉しくってじれったい。
「うん」
優樹の手が、ボタンをひとつひとつ外してくる。指先が肌を掠めるだけで身体が震えてしまう。焦らされているみたい。
全部のボタンが外されると、空気に肌が晒されて身体がこわばる。両手で胸を隠すようにした。
「莉奈ちゃん、すごくかわいい、ね」
「あんま見ないで……」
「だめ。今からいっぱい見るんだから、隠さないで。ブラもかわいい。似合ってる」
優しく両手を取られて、絡め取られる。そのまま自然な流れでシーツの上に縫いつけられてしまった。
下着越しに胸をやわやわと揉んでくる手がもどかしい。だけど、これから始まる行為に、期待が高まってしまう。
「んぅっ」
するり、と下着が抜き取られる。いよいよ、隠れていた頂きが、優樹の目に晒されてしまう。たぶんもう、その中心がかたく芯を持ってしまっているはず。
「莉奈ちゃんのおっぱい、綺麗でかわいい。触るね? 気持ちいいとこはちゃんと教えてね」
さわさわ、と最初は表面を撫でるように指が動く。ゆっくりくるくると、乳輪のフチをなぞるように触られる。そのたびに小さく身体が揺れる。優樹はその反応を楽しそうに見ている。
早く早く、その一番先を撫でて引っ掻いてほしくてウズウズする。
そして、遂に指先が、先端をピンと弾いた。
「ひゃぁ、んっ」
思ったよりも声が出てしまったことに、自分でも驚いてすぐに口を閉じた。
「その声好き。もっと聴かせて」
優樹の指が、かたく引き結んだ唇をゆるゆると撫でるので、私は頷いて、大人しく少しだけ口を緩めた。
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