浮気の仕返しに職場の後輩と浮気する人妻の私

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浮気の仕返しに職場の後輩と浮気する人妻の私 (ページ 1)

夫が浮気をしていたのは何となくわかっていが、いざ現場を目の当たりにすると穏やかな気持ちではいられなかった。

私より若くて綺麗な女の子と手をつないだまま、夫はとあるラブホテルの中に消えていく…。

悔しさと寂しさで一杯で立ち尽くしたまま、2人を見詰めていると、家まで送ると聞かない付添い人が急に私の手を取った。

付添い人、さっきまで職場の食事会に一緒に参加していた後輩の咲夜。

そして、私の手を離さないまま彼は言う。

「悔しいなら僕としましょう、浮気」

大人びていて柔和だが、有無を言わさない強引な口調だった。

それに何も反応できないまま、夫たちが入ったラブホテルに連れ込まれる。

勝手にパネルを操作して部屋を決めて入るなり、咲夜は私をベッドに押し倒すとそのまま上に乗ってきた。

(夫と、同じことをしようとしている…)

視界の大部分を占める私を見下ろす男の顔が、僅かながらも罪悪感を抱かせる。

しかしその気持ちは、咲夜が紡いだ言葉によって跡形もなくかき消された。

「貴女が好きです…心美さん。入社して、同じ部署で働き始めたときから、ずっと…」

衝撃的な告白に、私の周りの時間が一瞬だけ止まった気がした。

すぐ思考が戻ってもどう答えていいかわからず、金魚のように唇をパクパクさせた。

そんな私に構わず、上に乗る男は続けた。

「返事はいらないです。ただ今だけ、今だけ僕を好きでいてください…僕のことだけを、考えてください」

そう言っている咲夜の顔には柔らかな笑みが貼り付いているが、少しだけ切なさが浮かび上がっていた。

他の女に心移りして私を女として見てくれない夫。

少なくとも今は、女として私だけを愛してくれる職場の後輩。

私の心身に迷いはなかった。

「そんな言い方…ズルいじゃない…!」

大きな背中に腕を回し、逞しい体を抱き寄せた。

そして視線が近付くと、どちらからともなく口付けを交わした。

薄くも程よい柔らかさに弾力。

女性のようなみずみずしさ。

そして、脳まで溶かすような熱い体温。

夫とセックスレスになった後のどれくらいぶりかのキスは、私に女の悦びを与えた。

まるで氷が冷水に変わるように、じわりじわりと。

重ねるだけじゃ足りなくなり、甘い汁を吸い取るようチュッチュッとお互いの唇を食み合った。

「っ…はぁっ」

唇がお互いの唾液で湿っていくのが、唇の裏の滑らかな感覚が眠っていた欲を煽る。

それが目覚めてしまえば、もう私の中で収まりがつかなかった。

じっくり擦り合わせて味わうだけでもすぐに物足りなくなり、舌を伸ばして咲夜のそれを絡め取った。

「んっ…んっ」

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