新人教育をしていたら後輩兼恋人に、人のいなくなったオフィスでいたずらされて (ページ 3)

「お・・・きぃっ・・・の」

「っ!!あお、らないで・・・先輩っ」

がたがたとデスクが揺れて、背中に回った亮君の腕に力が入る。私もだけど、彼にも余裕が、ない。いつもと違う状況で、こんな場所で。知らず知らず、スリルが興奮となってしまっている。

「あや先輩っ、あやっ、あやっ」

彼の動きが激しくなり、声から余裕がなくなる。私も、もう、だめ。

「ふあ・・・っあん、あぁあ!・・・亮、くんっ・・・好きっ」

「あ、やっ・・・っく」

「ぁぁぁあああっ・・・あ・・・ぁ・・・」

体の奥に熱いものが流れて、頭が真っ白になった。がくがくと震える体を亮君が支えてくれる。

「だい、じょうぶです?先輩」

少し汗をかいて息が荒い亮君は壮絶な色気を放っていた。

反対に私は、

「・・・大丈夫じゃない」

いろいろ、だめだ。

「とりあえず、警備員に会わないように、帰りましょう。今日俺、車なんで」

「うん・・・」

-FIN-

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