新人教育をしていたら後輩兼恋人に、人のいなくなったオフィスでいたずらされて (ページ 2)
「亮、君」
「ごめん、あや先輩。あとで俺の事怒って。でも、ごめん。あや先輩見てたら、抑えられない」
「でも、誰か来ちゃう・・・!」
「ここ来る前にカギ閉めているから大丈夫です」
じゃあ、必死に声を押し殺していた私って何、という、そんな文句は再び襲い掛かってきた唇にのみ込まれた。かちゃかちゃと、せわしなくズボンのベルトを外す音。私はいつのまにか、自分のデスクに腰かけた状態だった。破けたパンストも、どろどろな下着も全部、足元に散らかる。
「先輩。先輩を、ください」
そんな、熱のこもった目で、言われたら。さっきからうずきっぱなしの体は抵抗できないじゃない。気圧されて小さく頷けば、ぱああっと晴れやかに笑顔を浮かべる。そんな顔、卑怯だ。
「先輩、大好きです!」
そんなかわいらしいセリフとは裏腹に、衝撃とともに熱いものが私の中に入ってきた。さっきの指とは比べ物にならない圧迫感。
「ぁぁあ・・・っ・・・ん、ふあっ・・・」
「先輩っ、声・・・押さえないで!」
いくら事前にほぐされていたとしても、こんなの、無理。一切待たずに、彼が動き出して、その一つ一つの衝撃で頭が、体が、沸騰する。
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