評判のバリスタに誘われて…大人の魅力とエロス溢れる情愛セックス (ページ 5)

「こんな風に、簡単に男についてきてはいけませんよ」

「利人さんだから…」

カフェと同じように、コーヒーの匂いが染みついている部屋。

リビングのソファの上、わたしは優しい腕に囚われた。

「千星さんは、案外、いやらしい子なんですね」

「ち、がう…っ…」

上手く喋れない唇と舌を、まるで叱るように利人さんがキスをする。

「ぁ…はぁ、ん…」

「キスだけで、感じるんですか?」

「だって…気持ちいいから…」

口の中を愛撫するキスは、今までに感じたことのない官能を連れてきた。

「もっと、気持ちよくしてあげますよ」

利人さんが耳から首筋へと、指を滑らせる。

それだけなのに、わたしは甘ったるい喘ぎを上げてしまった。

「ベッドに行きましょうか」

「あ…ここがいいです…」

「待ちきれない?」

耳元で囁かれて、思わず悲鳴が漏れる。

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