優しい彼がエッチで豹変?!彼の車で激しいエッチ。
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優しい彼がエッチで豹変?!彼の車で激しいエッチ。 (ページ 1)
私の彼、弘毅君は何時も忙しい。
付き合って1年経った私達だけど、実質会っている日数は他のカップルに比べてかなり少ないだろう。
弘毅君は出張が多く、2週間会えないなんて当たり前。
先々月なんて丸っと1カ月は海外出張。
たった2日会えないだけで、「寂しい」とぼやく友人を恨めしく思った事もあった。
弘毅君は優しい。
多忙で会えないのは仕方がない。
それに、私は承知の上で付き合っているのだから。
彼は申し訳なく思うのか、会えば謝ってばかりだ。
「忙しくてごめんね・・・俺の事、嫌いになったら言ってね?」
優しいけど、少しだけ軟弱。
ちょっとつり目で背が高く高圧的な印象の彼だけど、実際はとんでもなく優しくて、大型犬でも横に連れている気分になる。
2人っきりのときはニコニコと笑っていて、時折軟弱な事を言っては私を困らせた。
「なんで私が弘毅君の事嫌いになったりするのよ。忙しいのは分かってて彼女してるんだから。もっとドンと構えててよ」
「・・・千佳ちゃん・・・うん、有難う」
この会話、もう何回目だろう。
頭上から聞こえる安心した声に、私はため息を吐いた。
見上げると弘毅君はまたニコニコと笑う。
我儘を言えば、もっと男らしくいてほしいと思ったりするのだが、そんな事を言えば彼はきっと落ち込んでしまうに違いない。
SEXだってそうだ。
優しいから、少し物足りなさを感じてしまう。
「もっと激しくしてほしい」等と思ってしまうのだが、彼にお願いするのは抵抗がある。
日を重ねる毎に、物足りない身体の欲望は大きくなっていった。
久しぶりに彼が2日間の休みを取ったので、私達は気ままなドライブを楽しむことにした。
と、言っても今日は雨だ。
平日も相成って、観光地は何処も人は疎らだった。
それでも良い。二人っきりでいられて私は嬉しかったし、運転をする弘毅君は本当に素敵で、実は一目惚れをしたのは私の方だったなんて言えない。
時刻は午後22時。
街灯と車のライトは彼の顔を定期的に照らす。
ハンドルを握る大きな手は骨ばっていて、音楽に合わせて中指を時折動かすのだ。
あの指で激しく、私を攻めて欲しい。
何度も何度も、私を落として欲しいのに・・・。
彼の横顔を眺めていると、その視線に彼は心配そうに私を一瞬見た。
「・・・千佳ちゃん大丈夫?具合悪いの?」
「・・・え!?あ、・・・ううん。大丈夫だよ・・・」
「やっぱり調子悪そう。次のパーキングで休もう?」
慌てた様に、弘毅君は次のパーキングへ寄ると、だだっ広い駐車場の隅へ車を停めた。
「飲み物買ってくるから、後部座席のシート倒して暫く寝てて」
傘を差して、雨の中を走って遠ざかる弘毅君の後ろ姿をぼんやり眺めていた。
言えない。
でも、もう欲求が限界なのかも知れない。
そんな事を願ってしまう自分を情けないと蔑むが、今、少しだけこの欲求を満たす事が出来たらと、私は
スカートを捲り上げて下着に指を滑らせた。
「・・・ん・・・」
敏感な部分を指先で擦り付けると、あっという間に愛液で下着が湿っていく。
彼が戻ってくる前に、早く。
虐めて欲しい、意地悪して欲しい。
何度も何度も、攻めて、私を満たして欲しい。
「あ・・・ん・・・いきそう・・・」
達してしまうその寸前で、ドアが開き、弘毅君が驚いた顔を向けた。
「・・・千佳ちゃん?何してたの?」
息が詰まってしまった。
途端に我に返ると恥ずかしくて居た堪れない。
恥かしい!恥ずかしい!穴があったら入りたい・・!!
弘毅君の車でオナニーするなんてとんだ欲求不満女じゃないの・・・。
恥かしいやら情けないやらで、私は泣きだしてしまった。
弘毅君はオロオロしながら私の頭を撫でる。
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