車を試乗したらもっといいものに乗っちゃったアラフォー女子のエッチ体験

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車を試乗したらもっといいものに乗っちゃったアラフォー女子のエッチ体験 (ページ 1)

佳菜子が、そのカーディーラーに来るのは3回目だった。

勤めている会社の営業車の買い替えのためだが、主に運転するのが佳菜子本人で、上司の信任が厚いこともあり、車種選定や購入手続きを任されたのだった。

「営業車の方はこのまま契約を進めるとして、今うちの最新型ミニバンの試乗車が届いてるので、せっかくだから運転してみませんか?僕も今日の仕事は片づいたので小一時間はお供できますよ」

担当の販売スタッフの慎也が声をかけてきた。

慎也は29才で一見地味な草食系タイプの男性だが、巧みな話術で商談をまとめる技量を持っている。

一回り年上の佳菜子に対しても、初対面から気さくに話し掛け、すでにお互いのプライベートな部分も話題にできるような間柄になっていた。

「そうね。ミニバンって独り者の私には普段は乗る機会もないから、一度運転してみようかな」

佳菜子も気楽に応じ、二人は新型車に乗り込んだ。

「佳菜子さんは運転がお上手ですね。ハンドル操作も的確ですし、急ブレーキもないし、安心して同乗できますよ」

出発からしばらくして、慎也が小さな拍手をしながら褒めた。

「仕事柄、毎日運転してるから慣れているのよ。それにしてもこの車はよく走るわねえ。営業用のセダンとは全然違う。シフトレバーを操作すればグングン加速するわ。あ、ごめん」

フロアシフトレバーを操作しようと伸ばした佳菜子の左手が、慎也の太ももに当たった。

「全然大丈夫です。この車はこのスポーツシフトが売りなんですよ。スピードに応じてシフトチェンジすればスポーツカー並みに加速します。左手が忙しくなりますけどね。室内の広さと車本来の俊敏さが合体した新ジャンルです」

「運転ってこんなに楽しいのね。あ~あ、たまには仕事でなくプライベートでドライブデートでもしたいものだわ」

「お客さまに失礼な言い方かもしれませんけど、佳菜子さんって、美人で仕事もできて、すごくモテそうだし、デートの相手なんてたくさんいるんじゃないですか?今日だって結構短いスカートですけど、すごく似合っててきれいです」

「ははは…ありがとう。わたしなんか全然いいことないよ…10年位前に一度婚約したことがあったけど、相手の浮気が発覚してご破算…。それ以来デートにも無縁でね…。仕事は充実してたけど、がむしゃらに生きてきて気付いたらすっかりおばさんよ…。若い頃からもっと遊べばよかった…」

「それなら、今から遊べばいいですよ~なんてね」

「もう~あなたこそどうなの?ちゃんとした彼女もいて、うまくやってるんでしょ?」

「僕はその…佳菜子さんだから正直にいいますけど…。実は、女性とちゃんと付き合ったことがないんですよ。チャンスがなかった訳じゃないけど、なんか踏ん切れなくて…」

「女性恐怖症とか?」

「ある意味、恐怖症ですかね?思いこみかもしれないけど、女性って一度エッチすると束縛してくるようになって、そのまま結婚っていう流れになっちゃいそうで、なんか怖くて…」

「ふふふ…エッチしたら即結婚って、なんかかわいいわね~」

「女の子って付き合ってるうちにお母さんみたいになっちゃうんですよね~、ハンカチ持ったの?傘持ったの?遅刻しないように前の晩に支度しておきなさいってね…」

「愛されてたのね~、うらやましいわ。私はそんな束縛するタイプじゃないから逆に彼の心が離れていったのかしら…今さらだけどね」

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