「彼氏、どんな顔するかな」誰をも虜にする後輩が抱える嫉妬心の暴走 (ページ 9)
「…先輩、本当可愛い」
旬がちゅっと私にキスをする。
「調子に乗らないで」
唇を尖らせる私に、旬はくすりと笑う。
「本当、セックスの時にしか素直になれないんだから。
まぁでもいっか。今日は夕方までこの部屋、借りてるからさ――。
もっともっと乱れて啼いてくれるよね、先輩。
そうだ、まずはフェラデビューでもしてもらおうかな」
既にいっぱいいっぱいなのに――。何言ってるの、旬?
驚いて顔をあげると、旬はその愛らしい顔ににっこりといつもと変わらぬ極上の笑みを浮かべていた。
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