彼氏がいる女の子に片思いする俺は、近くにいると彼女に触れたくなってしまって…
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彼氏がいる女の子に片思いする俺は、近くにいると彼女に触れたくなってしまって… (ページ 1)
俺には好きなやつがいる。
けれどこの思いは、一生秘めておくと決めていた。
真由美は同じサークルの先輩と付き合っていている。
俺は彼女がアイツに片想いをしている時からそばにいた。
その時は、相談に乗って励ましたりなんかして、俺にとって真由美は友達でしかなかったと思う。
けれど、アイツと真由美が付き合いだしてようやく自覚した。
俺にとって真由美は「片想いの相手」だということを。
「先輩…既読つかないなぁ」
スマホを眺めて真由美がぽつりとつぶやく。面白くなさそうな顔をしていた。
「バイト中なんじゃねぇの?」
「んー…水曜日はいつもお休みだし」
サークルの部室は4畳ほどしかなく狭い。
テーブルと辛うじて2人座れるソファーがひとつずつ。会議なんてするような活動的なサークルではないため、仲の良いメンバーで無駄話をする部屋と化している。
「…最近放っておかれてる気がする。私のコト好きじゃなくなったのかな?どう思う、正樹くん」
だったら、と言いかけてやめた。
今口を開くと、きっとろくなことを言わない気がする。
*****
真由美はいつも無防備だなと思う。
今だって、俺の横に平気で座っていて、狭いソファーだから肌が触れているけれど気にしない。
俺のことを信頼しているからだろうが、もし、俺がこのまま真由美を引き寄せて口付けをしたら一体どんな反応をするだろうかと想像する。
舌を差し入れ、腰に手を回し逃げることを許さない。
真由美が息苦しそうに眉根を寄せ「正樹くん、だめ…」と小さく抵抗する。
その声に下腹のあたりが疼いて、触れる肌の熱に耐えられなくなって、真由美の服を乱暴にたくし上げた。
あらわになった乳首に吸い付き、歯を立てるように愛撫すると、耳元に真由美の甘い声が聞こえた。
「ん…あぁ……正樹くん。だめだよ…どうして?」
戸惑う真由美の上に跨り、欲望をぶつける。
入口にあてがい、沈めていくと、あまりの気持ちよさに果ててしまいそうになる。
ぐじゅぐじゅといやらしく音を立て、深くまで貫くと、ためらいがちだった真由美の声も我慢しきれず乱れていく。ヒクヒクと痙攣し、もっと欲しいと強請る姿に俺も興奮を強めた。
絶頂が近い。
もう…俺は…
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