元教え子の誘惑に勝てなくて悶え呼吸が荒くなる俺、濃厚&禁断のH

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元教え子の誘惑に勝てなくて悶え呼吸が荒くなる俺、濃厚&禁断のH (ページ 1)

「ああ都辺先生!お元気にしていましたか?」

弾けんばかりの笑顔で両手を振っている女性は十年前、俺が受け持った二年一組の生徒の実田だ。

成績は悪くないはずなのに当初から濃いめのメイクで毎日通学するものだから教師に目をつけられていた。

大人になった実田はナチュラルなメイクに栗色のボブカットという落ち着いた女性になっていた。

「元気だよ。実田も相変わらず元気そうだな」

「そりゃもちろん!元気がうりですからね!」

昔から溌剌なところは変わっていないようだ。

「ところで実田、同窓会はどこでやるんだ?」

「それがですね、まだ時間がありそうなんですよ!1時間半くらい」

「俺たち随分早く来てしまったんだな」

同窓会のリーダーはいつも実田のようだ。俺は教師として五年おきくらいに顔を出しているけれどみんな大人の男性、女性になっていて顔を識別するのが大変だった。

「先生!せっかくだから近くをうろつきませんか?」

「それもそうだな。ここで待つよりもいいかもしれないな」

実田はにっこりと笑うと私の手を力強く握って走り出した。

「お、おい、実田!どこに行くんだ?」

「先生、それは内緒」

刹那妖艶に微笑んだ実田は私の知らない大人の女性であるように感じた。

どくっと跳ねてしまった心臓の鼓動をおさめようと深呼吸をする。

…だめだ…教え子にそんな感情をもってはいけない…

「先生?どうかしましたか?」

「…ああ、いや…なんでもない」

振り向いた実田の好意的な笑みにまた胸が高鳴ってしまう。

頼むからしばらくこっちを見ないでくれ。

「あ、見えてきました!ここです、入りましょう!」

実田が指さした方向にはきらびやかな金の照明にLOVEの文字が刻まれた建物があった。

…まさか

「…ま、まさか、お前、ここって」

「そうです、ラブホですよ!何か問題でもありますか?」

綺麗な唇に弧を描き実田は俺の首に手を回す。

首筋を撫でられぞわりとする。

挑発的な笑みに引き寄せられてしまう。

…まずい…大人とはいえ元教え子なのに。

「先生?元教え子だったらだめなの?」

読まれている。

ころりと表情を変え実田は俺の胸にすり寄ってくる。

…だめだ、頼むから…もうそれ以上は…

愛おしいという感情を必死で打ち消す。

元教え子に抱いていい感情じゃない。

「ねえ、先生ぇ?これでもだめ?」

柔らかい唇が重なり舌が伸びてくる。

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