ヤンデレで嫉妬深いドSな彼が、私にするお仕置き。それは止めらない絶頂地獄なのだ (ページ 2)
諒也は料理男子でもある。疲れて帰宅して彼氏の手作り料理を食べられることはとても幸せだけれど、遙香はとても食事をする恰好ではなかった。
「うわっ、エロいな」
諒也は遙香を見てすっかり機嫌を直している。なぜなら、遙香が着せられたのは諒也が選んだスケスケのランジェリーだからだ。
諒也が食事の準備をしているあいだに遙香はシャワーを浴び、そして、出てきた遙香に手渡したのが紫の穴あきベビードールだったのだ。セットのショーツも履かされている。
「Tシャツだけ上に着たらだめ?」
「なんで?俺はこれが好きなのに?」
「…う、うん」
以前二人でネットで色々と見ていたら、コスプレや過激なランジェリーの商品に諒也が食いついたのだ。
まさか購入するとは遙香は思っていなかったので、適当にあしらっていたのを思い出す。
「乳首のとこのリボン、外させて」
「先に食べるから待って」
「待てないよ」
「あぁん」
諒也が乳房の上の隙間から、舌で乳首を舐める。そして、左胸のリボンを外し片方の乳房だけ露出させた。
「ははは!」
諒也は楽しそうに笑っているが、遙香は食事どころではない。
「もう!やめてよ」
「わかった。でも遙香も興奮してるだろ。耳真っ赤だし」
思わず遙香はうつむいた。太ももの半分ほどの丈には大胆なスリットが入っている。諒也は太ももフェチだから、早く脚を触りたいことも知っている。
そしてショーツが少しずつびらびらに食い込み始め、遙香はもそもそと動いて刺激を与えないように必死だった。
こんな悪戯をしながらも、食事中だからか一応少しの遠慮をしている諒也に、遙香はやっぱり諒也を好きなのだという気持ちがこみ上げる。
だから、余計に下半身が熱く潤っているのだ。
「ごちそうさまでした。今日も美味しかった!ありがとう」
食事を終えた遙香が食器を洗おうとすると、諒也がきっちり背後に立っていた。
「洗い物なんて明日でいいよ」
その手は、遙香の肩から脇腹を往復している。
「諒也、待ってってば」
「だから明日でいいって言ったじゃん。遙香が俺の言うこと聞かないからさ」
そのまま諒也は右胸のリボンを外し、両方の乳首をこりこりと回し始めた。
「うっ…、だめ…」
待ちわびていた諒也も激しく勃起している。太ももに擦りつけ、まるでその存在感をアピールしているようだ。
「諒也も…、硬い」
「興奮させるからだろ」
遙香をくるっと回転させると、諒也はぶちゅっと唇を重ねた。遙香の大好きなキス。諒也のキスは生温かく、本当に気持ちがいい。
「あっ…」
ベビードールから飛び出す乳房が滑稽なのに、諒也は指先の悪戯をやめようとはしない。
「ううっ…」
舌と舌が絡み合い、遙香が諒也に身を委ね始めた。腰をぐっと引き寄せられると、もう今すぐ挿れてほしくなるほど遙香は昂っている。
「ずっと待ってたんだから、俺の好きなようにするよ」
顔を離し、遙香を見つめながら諒也が宣言した。
「返事は?」
「やだ…」
「返事は?」
「…うん」
抱き合ったままの状態で、ベッドに移動する。二人がベッドに倒れ込むと、諒也は荒々しく唇を這わせた。
ちゅぱっ、ちゅぱっ…。
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