絵画教室の先生の言葉責めと絵筆の悪戯に、私の体が言うことを聞かなくなってしまう (ページ 4)

「うっ」

 舌が入り込み、髪を撫でられると、千尋は立っているのが精一杯だ。生温かい唇の感触は、美術館で見た官能の世界を思い出させる。

「自分で言わないとわからないでしょ」

 ほんの少し、太田先生の口調が強くなった気がした。そして、いきなり千尋を万歳させると、キャミソールを簡単に脱がしてしまう。

「あっ!」

 ブラとパンティーは着けているのに、思わず両手で胸を隠す千尋に、太田先生が容赦なく責め立てる。

「そんなのは無駄だから」

 そう言って千尋の手を払い、椅子に座らせるとゆっくり両脚を開かせた。太ももの奥が露わになる。

「あれ?」

 太田先生が千尋の顔を覗き込む。千尋には理由がわかっていた。股間にあるはずのない染みができているのだ。

「そういうことなんだ」

 太田先生が不適の笑みを浮かべて、また離れる。もうスジまで浮き上がっているかもしれない。愛液で張り付いたパンティーを少しずらしたいのに、ほんの少しでも動いたら太田先生に𠮟られそうな気がして、千尋は身動きできなくなっていた。

「おかしいなー。絵の具の匂いが気になってついて来たんでしょ?」

 スケッチブックをテーブルの上に置き、太田先生は左手に絵の具、右手に絵筆を持って、また千尋に近付いてきた。

「ほら、どうぞ」

 チューブを鼻の下に差し出され、千尋は絵の具の匂いを嗅いだ。

「臭くはないです」

「でもいい匂いじゃないでしょ。千尋ちゃんみたいに」

 太田先生が千尋の首筋に唇を這わせた。

「あぁっ…」

「じっとして」

 そのまま太田先生がブラを外すと、両手で乳房を持ち上げる。

「綺麗な形だね、おっぱいも乳首も」

「ひゃっ!」
 
 太田先生が絵筆で乳首を優しく撫でた。その快感は一瞬で全身を駆け巡り、千尋は完全に太田先生のオモチャになってしまった。

「先生…、ダメです…、だめっ…」

 千尋がそう言うと、太田先生はちゅーちゅーと乳首に吸い付く。

「あぁぁっ、いやだ…、うううっ」

 千尋が喘ぐたびに、太田先生が唇と絵筆を交互に使って焦らすのだ。すうっと絵筆が脇腹を進むと、もう千尋は耐えられない。丸を描いたり、上下に筆が移動したり、まるで千尋がマネキンになったように体の隅々を筆でなぞられる。

「先生、無理、無理です…」

「やめていいの?」

 背後から乳房を揉みしごき、耳たぶを甘噛みする太田先生に主導権があるのだ。千尋が何を言っても無駄だった。そして、抵抗すればするほど千尋の喘ぎもパンティーの湿りも抑えることができない。

 早く濡れそぼる秘部を触ってほしいのに、太田先生はなかなか下半身へは進んでくれない。両脚をパンパンと上下に動かしても、太田先生はまた絵筆で上半身をなぞるだけだった。

「あー!」

 絵筆の柄がぎゅっと割れ目に押し付けられた。その瞬間、千尋は何かを漏らしたような錯覚さえ覚える。

「はっきり形が出ちゃってるよ」

 太田先生は筆の柄をポンポンと移動させ、パンティーにその形を浮き上がらせてしまった。

「先生…」

「めちゃくちゃ濡れてるね。あーあ、凄いじゃん」

 ぎゅと押されると、むぎゅっと布が膣口へ一緒に吸い込まれそうなほど、千尋は濡れていた。どこもかしこも敏感になっていて、このまま簡単にイッてしまいそうな気もする。

 太田先生が太ももを撫で始めた。少しずつ大胆に撫で回す太田先生の手が、股間に向かう。あまりに気持ちがよく、思わず千尋は太田先生の手を太ももから外そうとした。

 千尋はじんわり汗ばんでいる。何とか太田先生の手が入り込まないよう、必死で太ももに力をいれて踏ん張ってみた。

「へー、そんなことするんだ」

 まるで抵抗しているように見せつける千尋の両脚を、太田先生が思い切り広げる。

「あぁっ…」

 太田先生の指先が千尋の太ももに挟まれ、そのまま這い上がると股間をくすぐり始めた。

「あ…、はぁっ…」

 パンティーの上からぐちょぐちょとされる刺激が、千尋をどんどん疼かせる。そのせいか、ふっと気を抜いてしまった瞬間、太田先生の指先がパンティーの中へ侵入した。

「すごいね…、だいぶ感じちゃってるんだ」

 千尋の呼吸が乱れ始める。太田先生の指がわざとくちゅくちゅと淫らな音をたてて千尋を煽る。

「先生…、恥ずかしい…」

 ぶにゅっと入れられた指だけで、千尋は泣いているかのような声を出し始めた。

「あぁん、あぁん、あっ、あぁ…」

「我慢して。まだ指一本だよ」

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