皆に声が聞こえちちゃう。夏合宿の雑魚寝で憧れの先輩に夜這いされて…

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皆に声が聞こえちちゃう。夏合宿の雑魚寝で憧れの先輩に夜這いされて… (ページ 1)

首筋に温かい息が噴きかかる。くすぐったくて身体を捩ろうにも、お腹に回った手がそれを阻む。
澪は困ったように、後ろに視線を向けるとそこには暗闇の中で意地悪く笑う碧斗が居た。

「碧斗先輩、あの…」
「シィー…皆起きちゃうよ」
「でも、あの」

澪は困ったように腹部に回る碧斗の手をそっと引き剥がそうとして見たが、一回りも違う大きな手をそこから動かすことは出来なかった。
今日は大学で所属しているサークルの夏合宿で、飲み会後に皆で雑魚寝をしている状態だった。

本来なら男女別部屋を取っていたけど、夜も更けて皆どうでも良くなったのか次々と布団を引っ張り出し、気がつけばそんな状態だった。
澪は部屋に戻ろうかとも思ったが、友人が既に寝入ってしまっており先輩の碧斗に引き留められたのもあって、そのまま雑魚寝に加わってしまった。そうして気がついたら隣に寝ていたはずの先輩と一つの布団に入っていて、後ろから抱きしめられていた。

お腹に回った手が、段々と胸に伸びてくる。身体をなぞられてくすぐったいのと緊張とで心臓が跳ね上がる。

「俺さ、前から澪ちゃんともっと仲良くなりたくて」

耳にボソボソと低い声が吹き込み、ぞくぞくと背筋に甘いものが走る。碧斗の体温が背中からじんわりと伝わる。碧斗の手が胸と腰を撫でるように蠢き、澪は小さく声を漏らす。大きな手が優しく胸を撫で、履いていたショートパンツの隙間から足の付け根を擽るように撫でる。こんなのダメなのに。頭では分かっていても、好きな人に触られているという高揚と、アルコールでとけた理性が澪の判断力を鈍らせていく。

「碧斗先輩っ、ぁ…っ」
「澪ちゃんの肌、スベスベで気持ちがいいな」
「ん、ぁ、碧斗先輩、ぁ、待ってっ、んぅ」

ふにふにと胸を揉まれ、足の付け根を擽るように撫でていた手が下着の割れ目に触れる。優しくなぞるような、擽るような手つきにじわじわと息と体温が上がっていく。スリ、スリと下着の上から割れ目を優しく撫でられると薄い布が擦れてじんわりと気持ちよさが溜まっていく。

「澪ちゃんのクリ、ぷっくりしてきたね」
「んっ、ぁ、そんなっ…ぁ、あ」
「シィー…澪ちゃんの声可愛いから、ちょっと押さえて」

薄い布地をツンと押し上げてしまったクリトリスを指先でスリスリと擦られてつい声が漏れてしまう。慌てて手で口元を押さえると、碧斗が耳にキスをしながら「いい子」と呟いた。

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