年下バーテンダーと媚薬を使ってワンナイトラブ。想像以上の興奮に大満足の私

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年下バーテンダーと媚薬を使ってワンナイトラブ。想像以上の興奮に大満足の私 (ページ 1)

 麻衣は二十八歳、独身。ここ数年、結婚する友人がちらほら出始めたが、やっと仕事に慣れた麻衣には、まだ結婚願望はない。
 
 一年前まで会社の同僚と付き合っていたが、あっさり後輩と結婚を決めたその彼のおかげで、男に対しての期待もあまり持たなくなった。

 そんな麻衣が一人でバーに立ち寄るようになり四か月ほどになる。先輩に連れられて立ち寄ったバーは会社と駅の中間にあり、麻衣もすっかり気に入っていた。

 カウンターが十席のこじんまりとしたバーは、いつも満席だ。会社帰りに終電までお酒を楽しむ麻衣のような客が多い。

 マスターはマジックが大好きでダンディな初老の男性。そこに、バーテンダーとして康介が働いていた。康介は二十六歳。中肉中背で髪は長く、髭を生やし、白いシャツが似合う夜の男のイメージそのまま。

 男性から見てもかっこいいそのルックスで、ファンも多い。何よりマスターとの息もぴったりで盛り上げ上手だから、居心地が良いのだ。

 その日は大雨の金曜日だった。麻衣は仕事で珍しくミスをして後始末をするのに時間がかかり、バーに着いたのは十時半を回っていた。

 そのまま帰ろうとも思ったが、どうせ明日の休みも予定はない。タクシーも五千円あれば帰れる。だからお酒の力を借りてでも、もやもやした気分を忘れたかった。

「いらっしゃいませ」

 ドアを開けると、金曜の夜なのに静かだ。カップルが一組と、男性が二人しかいない。

「今日は遅いね。残業?」

マスターが麻衣に声をかける。

「はい、色々とやらかして」

「そんな日もあるよ。とりあえず何飲む気分?」

「じゃあカンパリで」

 マスターが康介にオーダーを通し、麻衣は端の席に落ち着いた。ゆったり洋楽を聞きながら飲むお酒は格段に美味しい。

 マスターと康介にも仕事の愚痴をこぼしながらお酒も進み、結局終電の時間を過ぎてしまった。

「俺、先に出るわ」

 カップルも帰り、男性客が会計を済ませたところで、マスターが身支度を始めた。

「私もすぐに帰ります」

「いいよ、ゆっくりしていって。でも気をつけて帰ってね」

 挨拶をしてマスターが店を出る。しばらくして麻衣も会計を済ませ、康介に挨拶をして店を出た。

 コンビニに寄り水を買い、タクシーを探す。駅まで歩いて行った方が早そうだが、酔いが回っている麻衣は歩くことが面倒になっていた。

 もう少しお店で飲んでもよかったのかと思っていると、聞きなれた声がした。

「麻衣さん!まだいたんですか?」

「あー康介君。タクシーが全然こないから駅まで歩こうかなと思ってたの」

「駅まで結構歩きますよね」

「うん、雨だし面倒で」

「どこかで時間潰すの付き合いますよ」

「ほんと?嬉しいな。どっか行こう!」

 気持ちよく酔っている麻衣は、適当に康介に返事をしていた。

「家来ます?」

「いいの?康介くん家?」

 麻衣には何の警戒心もなかった。康介は「いい人」だし、バーテンは美女しか相手にしないと思っていたし、自分が康介の対象になるとは思ってもいない。

 康介は話題豊富で話をしていて楽しいから、素直に有難い提案だと思ったのだ。

「お店を片付けるの早くない?」

「特に閉店業務とかないんで」

 必死で濡れないよう傘を動かしながら、二人は他愛もない話をして康介のマンションへ五分ほど歩いた。

「お邪魔します」

「どうぞ」

 広めのワンルームの部屋は綺麗に片付けてあり、フローラルのいい香りがする。

 女性の習性なのか、麻衣は部屋をざっと見渡していた。

 シンクに置いてあるカップ、二個ある淡い色のクッション、無造作に畳まれたルームソックスが、彼女の存在をはっきりと示している。

「康介くんの彼女、可愛い感じなの?」

「さぁ、どうでしょう。普通じゃないですか」

 否定もせずあっさりと答えた康介を、麻衣はなかなか男らしいと思った。

 手を洗うのに洗面台に行くと、化粧品が綺麗に並べられていた。同じメーカーで揃えてあり、そのブランドも透明感ある女性のイメージブランドだ。

 ところが、その中に一本だけラベルが見えないように反対向きに置いてある小瓶が目に留まった。

 なんとなくの違和感。麻衣は無意識でそのボトルを手に取り、確認をした。

 いかにもな紫色のラベルに、エッチな気分、性欲増進、感度を高める、と書いてある。媚薬だ。ネットでアダルトビデオを見ると、必ずこういった類の広告が出てくる。

「こんなの使って二人でやってるんだ…」

 自分で使ったことがない麻衣だが、嫌悪感もなく、どちらかといえばどんな効果があるのか知りたいほどだった。

 そして、お酒が入っている麻衣の体は少しだけ火照りを見せていた。

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