一人えっちが趣味の私。いつも通りしていたら、隠れていた彼氏に見つかって襲われちゃいました。

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一人えっちが趣味の私。いつも通りしていたら、隠れていた彼氏に見つかって襲われちゃいました。 (ページ 1)

「ただいまあ〜」

 誰もいない部屋に向かってそう言って、靴をぽいぽいと脱ぎ捨てる。

 いつもなら揃えるけど、今日は疲れていてそういう気分にならない。

 仕事で疲れた日は、「あれ」で癒されるに限る…そう考えながら、準備を済ませるべくさっさとバスルームに向かった。

*****

 お腹はすいていないので、夕飯は後回し。

 ベッドの下から、不透明のプラケースを取り出す。

「今日はどの子にしようかな」

 蓋を開ければ、中に入っているのは様々な種類の玩具──大人用の──だ。平たく言えば、アダルトグッズ。

 人には言えない。遠距離恋愛の彼氏にも言えないが、私の趣味は玩具を使ったオナニーだ。

 中学生の頃、自分で触ることを覚えた私は、なんとなく自分は性欲が強いのではないかと感じていた。

 高校生になり、こっそりローターを買ってみた。指では得られない快感に、夢中になった。

 成人して、挿入する快感も知った。バイブやディルドなど、中を刺激するグッズも随分増えた。

 性欲が高まって眠れない時は勿論、ストレスを感じている時も、玩具でオナニーをしてから寝るとよく眠れた。

 下品だと馬鹿にされるだろう。でも私にとっては、玩具で自分を慰めるのは大事なセルフケアの一環だった。

 本当は彼氏に毎日抱いてもらうのが一番良い。でも遠距離だから無理だ。玩具が無ければ性欲を満たせないのが辛くてとっくに別れていたかもしれない。

 数年かけて集めた選りすぐりの玩具たちの中から、一つのバイブを選ぶ。

 手持ちのアイテムの中でも一番出番の多い子だ。挿入部分が柔らかいので軽く慣らしただけで入れやすいのと、クリバイブが大きくて角度を変えても当たりやすいので気に入っている。

 スイッチを入れて、動作確認。よし、電池切れしてない。

 パジャマのボトムだけを脱いで、下着も放る。

 まずは先端に潤滑ローションをつけて、塗りたくるように下半身の割れ目をなぞる。

「ッふ…」

 散々オナニーで快感を覚えてきたこの体は、それだけでびくびくと反応してしまう。

 我慢できず、そのままクリを押し潰すようにして刺激する。

「あ、ッあ…!」

 指とは違う質量で触ると言うだけで、声が漏れるほど気持ちいい。

 早くこっちも欲しいと、とろとろと自分の下半身が潤っていくのがわかる。

 先端をあてて、ほんの入口だけに抜き挿しする。ローションと自分の出したものでちゅくちゅくと水音が響いてくる。

 もっと焦らしたら気持ちいいんだろうなと思うけど、いつも我慢できない。早く、中に欲しい。

 ぬぷぬぷとバイブを埋め込んでいく。入ってくる感覚が、気持ちいい。

「あ、あ、っああ…」

 目を瞑って快感に集中して、クリバイブとスイングのスイッチを入れる。

「あッ、あ…!」

 中と外を同時に刺激されるのがたまらなく気持ちいい。体がのけ反って、抜き挿しするのに夢中になる。

 快感に耽っていると、ギイと扉の開くような音がした。

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