今日は旦那の上司が泊まりに来る日。上司が寝てる横で、声を出せないあまあまえっち♡

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今日は旦那の上司が泊まりに来る日。上司が寝てる横で、声を出せないあまあまえっち♡ (ページ 1)

「すいませんねえ、菜摘さん。今回も泊めてもらうことになっちゃって」

今日は金曜日の夜。

菜摘の夫である貴之は、ちょくちょく行われる華金の飲み会の帰りに上司を家に泊めていた。

「いいんですよ。何も気にせずくつろいじゃってください」

「そうですよ、先輩。ウチ、そのために飲み屋街の近くのマンション借りてるんですから」

「それは言いすぎだろ?ははっ、まあ、ありがたく使わせてもらうよ」

貴之とその上司は、家に入ってからも飲みなおすらしく、コンビニで買ってきたものをテーブルに無造作に置く。

「貴之くん。先にシャワー、浴びてもらったら?」

「ああ、そうだな。先輩、疲れてるでしょうし、先に風呂、どうぞ」

「おお、そうか?じゃあ、お言葉に甘えて」

そう言うと、ふらふらとした足取りで上司は脱衣所へ向かった。

ガチャン、と風呂場の戸が閉まるのを聞くと、貴之はキッチンで酒のつまみの支度をしている菜摘を後ろから抱き締める。

「わ…っ、び、びっくりした…、どうしたの?」

「んーん、何でも。菜摘が可愛くてさ」

「…もう。お酒くさいよ?また一杯飲んでるんでしょ」

「そんなことないよ。…少なくとも、俺の理性はちゃんと残ってる」

「…!んん…っ、ちょ…!」

貴之は、甘い声を菜摘の耳元でささやくと、くるっと菜摘を自分のほうに向き直させて、熱いキスを落とす。

「ん…っ、ふ、ぅ…っ♡ちょ、貴之、くん…っ!」

「…しーっ。可愛いから、俺我慢できなくなるよ…?」

「ん、んン…っ♡も、もぉっ!いい加減にして…!」

菜摘は、強引に貴之を引きはがすと、上目遣いで貴之をにらみつける。

「もう。先輩来てるんだから、変なことしないの!」

「…でも、今風呂入ってるじゃん」

「そういう問題じゃない!いつ上がってくるかわかんないんだから、お客さんが来てる時はこういうことしないの!」

「…はぁい」

「…ほんと、酔っぱらいなんだから…」

菜摘は、ため息をつきながら再び支度を始める。

貴之は、その様子をビールを飲みながら見ているのだった。

*****

その後、貴之もシャワーを浴びると、にぎやかな酒の席が始まった。

上司は、何度か貴之の家に遊びに来ることがあり、菜摘も楽しく会話をしていた。

「いやぁ、それにしても、ほんと、貴之の家は落ち着くなあ。こんなきれいな嫁さんもいて、さ」

「はは…、そんなことないですよ。先輩だって、いつも愛妻が待ってるくせに」

「あれは愛妻なんかじゃないさ!奥さんがいる前でぶっちゃけた話をするのは申し訳ないが、もう3年もレスでな…」

「そうなんですか?それはなかなか…厳しいものがありますね…。なぁ、菜摘?」

「あ、ああ、そうですね…」

3人で泊まった時にこんな話をするのは初めてだが、夜も深まってきたし、こういう話題になるのも不自然ではないだろう。

菜摘も他人事と聞いていたが、いつか自分たちもそんな日が来てしまうんじゃないか、と一瞬だけ不安になった。

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