貧乏メイドの私は報酬目当てに芸術家のご主人様のお手伝いをする事になって (ページ 2)
「腰もうちょっとあげてくれる?」
「ん…こうですか?」
「そう、良い感じ」
お屋敷の敷地内にある小さな別館が秀成様のアトリエになっていて、そこで私の撮影が始まった。
アトリエ内には色々なコンセプトの部屋があり私は畳に行灯といういかにも和風チックな部屋に案内された。
そこで上下共に下着がない状態で着物の肌襦袢だけを着せられて真っ赤な紐が身体に通される。
「…これはどう縛るんですか?」
「マリアは初めてだしね、M字開脚って言えばわかりやすいかな。そういうスタンダードで身体が疲れにくい感じの…」
秀成様は慣れた手付きで私の身体を床に引かれた柔らかい敷布団の上で縛っていく。
段々と拘束され身動きが出来なくなっていく身体。
それなのに胸は下品に強調させられ、下半身も足を開かされ閉じることができない。
まるでまな板の上の鯉、顔が隠せないのが恥ずかしく機材をセットしに行く秀成様から目を逸らした。
「じゃあ撮影を始める前に確認なんだけど、今からコレを入れるからそれをマリアは自分で身体をくねらせて抜いてくれるかな。出来なくても良いから出来るだけね」
「わかりました」
頷いた私に秀成様が男性のそれを模した赤いディルドを先端の膨らみ部分だけ私の中に入れた。
ローションはつけてもらったが、要らないくらいにすんなり咥えこんだ私のあそこを確認すると秀成様はまたカメラの元に戻る。
私はそれを確認すると言われた通り身体をくねらせ玩具を外に押し出そうとした。
「ッ…ふぅ…んッ…」
まるで芋虫のごとく身体をくねらせ、その快楽から逃げるように膣の中を何度も伸縮させた。
最初は見られている恥ずかしさと緊張で中々動けなかったが、中を刺激されるうちに私の動きも段々と大胆になる。
「はゥ…んん…ァ…ぐぅぅ…」
動かせる範囲で身体を揺らし、足の指先一本ずつまで力を込めた。
それでも全然抜けないどころかディルドは私の中を弄る一方で出て来ない。
額に汗がつたい、視界が潤む。この状態では汗も涙も拭えない。
ただお腹の奥だけに切なさが溜まっていく。
「マリア、難しそう?」
「うぅ…はい、…難しいです…」
「そっか、じゃあ次行ってみようか」
次が何か確認する前に秀成様は手に持っていた小さなスイッチを押した。
カチリと音がなると、私の中に入っていたディルドが急に動き出し私の中を抉りはじめる。
「くぅッ!?♡ぅあ!♡ぁ!何でぇ♡♡」
「もうちょっと刺激が欲しいかなって。僕もマリアも」
さっきまで存在して焦れったく刺激するだけだったのに、突然牙を向いて私を襲うソレに抗う事も出来ずに甘ったるい嬌声を漏らす。
行灯の灯りに照らされて、部屋の白い壁に私の影が悶えているのが視界の端に見えた。
何だかそれだとても官能的で、私の中のなにかに火をつけた。
「はァ…ァッうんッ♡…秀成様ァ…ん…!」
「どうした?辛くなったか」
「秀成様は、ンン、ふぅ…私に触れて頂けないンッ♡ですかァ…?」
足の裏で床を踏み腰を浮かせ、自分から玩具に犯される身体を見せ付けて秀成様を誘う。
ディルドでは上手くイくことができず早く慰めて欲しかった。
卑しい女だと思われるなんてこの気持ち良さの前では些細なことだった。
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