私にだってしたい時はある。いつもよりいやらしい気持ちの私は彼にまたがって…
キャラクター設定
登場人物をお好きな名前に変更できます。
milkyに掲載の小説は当サイトが契約した作家によるオリジナル作品であり、著作権は当サイトにて保持しています。無断転載、二次利用は固く禁じます。不正な利用が確認された場合、法的措置を取らせていただきます。
私にだってしたい時はある。いつもよりいやらしい気持ちの私は彼にまたがって… (ページ 1)
「はぁ…だめだ、やばい…」
知佳は、彼…誠人が仕事から帰ってくる30分前に、猛烈に発情していた。
彼とはすれ違いで、かれこれ2週間は行為をしていない。そして、自分で慰めることも疲れてできずじまいだった。
今日は、私が休みの日。やっと忙しかった仕事が片付いて、自分時間を満喫していたが、夕飯の支度など、今日の家事はほぼ終わっていて、何もすることがなかった。
そういう気持ちになったときに暇になってしまうと、知佳は自然とアダルトサイトを見始める。
何の気なしにサイトを見ていると、セクシー俳優が濃厚に絡み合う動画を見つけてしまった。
ソファに座りながら、知佳は自然と秘部へ手が伸びてしまう。
スマホから流れるいやらしい女優の声。絡み合う舌、脚、身体。
それらすべてが知佳の性欲を駆り立てた。
しかし、あくまで誠人と行為をする余力が欲しいので、ソフトタッチで自分を責めていく。
声こそ出ないが、知佳は自分で腰をくねらせて、もどかしい思いを紛らわせていた。
しかし、動画の中の俳優たちは激しさを増していくばかりで、知佳はどんどん興奮していった。
男優が女優のナカに精を吐こうというときに、玄関から物音がする。
「…あ、帰ってきたぁ」
知佳はそれまでのいやらしい姿を何事もなかったかのように隠すと、誠人を出迎えた。
「おかえり、誠人。…ご飯できてるよ」
「ただいま。…先、シャワーしようかな」
しかし、知佳は誠人を前にすると、なかなか恥ずかしくて言い出せなかった。
同棲も3年になるところだが、性事情については、知佳はまだ緊張しているところが少しあった。
…シャワーを浴びたら、思い切っていってみよう。
そう決意した知佳は、誠人がリビングに帰ってくるのを待った。
*****
誠人がリビングに戻ってくると、筋骨隆々な身体をむき出しにしながら入ってきた。
…まあ、いつものことなのだが、知佳はそれが大好きだった。
週3、ジムに行って体を鍛えている誠人は、とても男らしく、行為の時もすごく色っぽく見えていた。
気が付くと、知佳は誠人の背に抱きついていた。
「…どうしたの?構ってほしい日?」
「…っ、うん」
「おいで」
「…っ!んんっ、あ…!」
知佳の思いは誠人に届いたようで、2人の唇はすぐに交わった。
2週間ぶりの、深い、キス。
知佳はそれを味わうように、どんどん誠人にのめり込んでいった。
しかし、誠人のキスはそれを上回る勢いで、知佳のことを骨抜きにしてしまう。
コメント (0)