兄の友達と2人きりになったらキスされて、優しい愛撫にイかされ痙攣がとまらない…
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兄の友達と2人きりになったらキスされて、優しい愛撫にイかされ痙攣がとまらない… (ページ 1)
「ただいま~」
就活を終えて家に帰ると、玄関に見知らぬ人の靴があった。
(お兄ちゃんの友達かな…)
ちょうど両親も仕事ででかけており、2階の自分の部屋に向かう途中お兄ちゃんの部屋をノックした。
「はーい」
ガチャッと開けると兄の昔からの友達、司君が来ていた。
「あれ、美羽ちゃんだ。久しぶりー」
「司君…」
司君は私が中学の頃からよく家に遊びにきていた兄の友達。
3つ年上だけど、当時の私から見た司君は大人っぽくて。
憧れ半分、好意半分な私の気持ちは消えることなく今も残っている。
「久しぶりですね、お元気でしたか?」
「美羽ちゃんは相変わらず可愛いねー」
ニコッと笑う司君は昔と変わらない。
「あ、美羽。父さんと母さん遅くなるから晩飯は食べとけってさ」
「そうなんだ」
「司も食ってくだろ?」
「いいのか?」
「親から金預かってるからな! 美味しいものでも食おうぜ!」
司君がチラッと私の方を見て目が合った。
「じゃあ俺、美羽ちゃんの手作り料理食べたいな」
「え?」
「美羽の?」
私の顔を見ながらニコニコしている司君。
「い…いけど。なんでもいい?」
「うん、なんでも」
「えー折角だからピザでもとろうと思ったのにー」
「手作りの方が安上がりだろ?」
「ま、そうだけど」
不貞腐れる兄に司君は手伝うからと言って兄を説得していた。
「じゃあ、買い出しは俺行ってくるから、美羽留守番よろしく」
「え、私行ってくるよ?」
「いいって。準備とかしといて。悪いな司、しばらく頼むわ」
「おう」
そう言って上着を羽織った兄はさっさと買い物に出かけてしまった。
部屋に取り残された私と司君。
沈黙が気まずい。
「えっと、私部屋に行って着替えてきます」
「うん」
司君の視線からなんとなく気恥ずかしさを覚えて逃げるように部屋を出た。
(何だったんだろう…でも久しぶりに会ってもやっぱりかっこいいな)
兄が大学に行ってからはあまり来なくなったので、数年ぶりの再会だったけど。
たった数年であんな大人の男性になるなんてちょっとびっくり。
自分の部屋に片足を入れた時、ドンッと衝撃を感じた。
「わっ…!」
なに?と思ったら司君が私を部屋に押し込んで入ってきた。
「え…?」
バタンと扉が閉まると司君と扉に挟まれる。
「司…君…?」
見下ろす司君と目が合う。
するりと伸びてきた手が私の髪の毛をすいた。
(え…)
「髪伸びたね」
「そ、そうですね。昔に比べたら長いかもです」
ドキドキする距離に心臓の音が聞かれそうで恥ずかしい。
「実はずっと美羽ちゃんに会いたかった」
「え、私に?」
「うん」
トクンと胸が期待で震える。
「ど、どうして…ですか?」
期待なんてしたら後悔するのに、我慢できずに聞いてしまう。
「聞きたい?」
「…はい」
コクンと頷くと司君はフッと笑って耳元で囁いた。
「それは…美羽ちゃんと同じ気持ちだから」
(それって…)
私と同じように司君も好きってこと?とは口が裂けても聞けなかった。
聞きたくても聞けなくてモジモジしていると、司君がまた耳元で囁く。
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