彼氏がいるのに他の男にときめいてしまって…でもこの気持ちは抑えきれそうにない…
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彼氏がいるのに他の男にときめいてしまって…でもこの気持ちは抑えきれそうにない… (ページ 1)
「ちょっとこれどういうこと…?」
友達に誘われた飲み会に行ったら合コンだった。
私には彼氏がいる。
今は喧嘩中で最近は連絡もろくにとってないけれど…。
彼氏がいるのを知っていて呼ばれたには理由があった。
「ごめん鈴花! だけど、どうしても1人足りなくて…お願い! 今度なんか奢るから!」
「…ったく、仕方ないわね」
親友のお願いに弱い私。
まぁご飯食べて飲むだけだし、すぐに帰ればいいか。
そう安直に考えていた私はこの後あんなことになるなんて予想もしていなかった。
*****
ご飯だけ食べて帰るつもりが、親友にお願いされてなぜかカラオケに来ていた。
予定はないけれど、なんとなく彼氏持ちって居づらい。
トイレでそんなことを考えながら外へ出ると、合コンに参加している貴弘って人が居た。
「あ、どうも」
軽く会釈して戻るつもりが、すれ違いざまにパシッと手首を掴まれた。
「鈴花ちゃん、だよね?」
「そう、ですけど…」
急な展開に一瞬固まる。
「実は俺、鈴花ちゃんのこと最初から可愛いなって思ってて」
「あー、どうも」
彼氏が居るなんて知ったらどうするんだろうと思っていると…
「ねぇ、このまま2人で抜け出さない?」
「え?」
絶対年下だと思うけど、引き寄せられた腰に回る彼の腕はちゃんと男の人で。
逃げようと後ずさるも、背中には壁。
誰か来たらどうしよう、というスリルと早く振り払わないと、という焦り。
そんな私の唇を強引に奪ってくる彼。
「んっ! ん、ん、んん…や」
やめてと言いたいのに酒のせいか、それとも長らくご無沙汰のせいかは分からないが拒む力がどんどん弱くなっていく。
その隙に唇を割って舌がねっとり入ってきた。
「ん…っぐ、ん…ん、はぁ、んっ」
押し退けようと彼の胸板を押すけれど、びくともしない。
そのうち、私の快感に弱い上顎を舌で撫でられて抵抗することをやめてしまった。
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