異世界で王女に転生した私はイケメン達に囲まれ、一生分の精子を中出しされちゃう…

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異世界で王女に転生した私はイケメン達に囲まれ、一生分の精子を中出しされちゃう… (ページ 1)

彼女持ちの同僚のトウマと、酔った勢いでエロいキスをしてしまった翌日、トウマの血の繋がっていない姉という人からメッセージをもらい、会うことになった。

「さっそくだけど、トウマのこと好き?」

トウマのお姉さんは、女子校とかでモテそうなタイプの背の高い中性的な顔立ちの美人だ。

「え?…好きだけど、彼女いるし…」

「私がその彼女なんだけど、やっぱり元は弟だしね。一緒に暮らしてるけど、恋愛とはちょっと違うかなって。トウマもルカさん好きって言ってるから、つき合ってみない?」

なぜ彼女なのに私にそんなことを?

「とりあえず、三人で飲みましょうよ」

「…」

なんだか変な話で混乱したけど、やっぱりトウマのことは気になるので、ふたりが同居する家で、後日宅飲みすることになった。

お酒を買いに行ったコンビニでアイスを買って、食べながら歩いていると、顔の周りで耳障りな虫の羽音が聞こえてきた。

うわっ、蜂怖い。

子供の頃に刺されて、ものすごく痛かったことを思い出した。

払いのけようとしたら、手の甲に焼けるような痛みを感じ、咳き込んで息が苦しくなる。

誰か、助けて…。

*****

天蓋付きのベッドの上で目が覚めた。

窓にはビロードのカーテン、天井からはシャンデリアがぶら下がっている。

ここはどこ?

ドアがノックされ、メイド服を着たトウマの姉が入ってきた。

ちょ…なぜコスプレ?

「朝食をお持ちいたしました」

トウマの姉は、繊細な細工を施された銀色のカートを押して部屋に入ってくると、カーテンを開け、窓際のテーブルに朝食を並べる。

なにがなんだかよくわからないまま、ベッドから起き上がると、背中に違和感があり、触れてみると、薄くゴワゴワした感触のものがある。

変だな、と思って姿見に映った自分の姿を見て絶句した。

ゆったりとしたナイティを身に着けた美女の背中からは、透き通った蜻蛉のような羽が生えている!

興味本位で動かしてみると、背中の羽が小刻みに震えるように動き、身体がふわりと浮いた。

「ルカ王女様、結婚飛行の日も近いので、羽で遊んではいけません」

王女様?結婚飛行?

ていうか、私、異世界に転生した?

「ルカ様、ご様子がおかしいですが…昨夜のセラピーでイきすぎて記憶が飛んでしまったのでしょうか?」

セラピーって?と思ったけど、とりあえずスルー。

「あの…トウマのお姉さんですよね?」

「え?私はただの侍女ですよ。トウマって誰ですか?ルカ様、本当に大丈夫ですか?」

「あ、寝起きでぼーっとしてただけ」

とりあえず、様子見に徹しよう。

「しっかりなさってくださいね。大切な日が近づいているので。今日はメイルたちのお部屋でセラピーなので、後ほどお迎えに上がります」

そう言うと、侍女は部屋を出ていった。

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