体だけの関係の二人。でも知らない人と話していたというだけで、激しく責められる…
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体だけの関係の二人。でも知らない人と話していたというだけで、激しく責められる… (ページ 1)
「誰と親し気に話していたんだ」
そう言いながらベッドに私を押し倒し、脚を広げさせ下着の中に手を入れる。
「ん…っ!静馬、やめて…」
「誰と話していたんだと聞いている」
「あっ!んん…っ」
そのまま花芯を摘まみ、上下に擦ったりこねるように撫でたり、弱いところを重点的に愛撫された。
次第にそこが濡れていき、愛撫の音は水気を増していく。
「やぁっ、あっ、んっ…ただの、友達だよ…あぁ!」
「友達?友達とあんなに至近距離で話をするのか?」
静馬の手の動きはどんどん速くなり、ホテルに入って数分なのに私はもう限界を迎えていた。
「学生時代…知り合った人だよ…あっもうダメ、イく、イく…っ!」
びくん、びくんと下半身がひときわ大きく痙攣し、その後全身の力が抜ける。
下着はびしょびしょに濡れてしまい、愛撫し続けた指をぺろりと舐める静馬に恥ずかしさでどうにかなりそうだった。
静馬とは、付き合っていない。
体だけの関係だ。
でも時折こうして、私が誰かほかの男性と話していたと知ると、ひどく嫉妬するときがある。
今日だって静馬と待ち合わせているとき、旧友と偶然会ったからあいさつを交わしていただけなのに、それを見た静馬はずっと機嫌が悪い。
「今日は後ろからする」
「え…」
息が整ってきたと思った途端にそんなことを言われ、戸惑う間もなく体勢を変えられる。
四つん這いにさせられ枕に顔を埋めていると、カチャカチャとベルトを外す音が聞こえた。
服も脱がず、下着だけ外され、静馬のそれが下半身に擦り付けられる。
すでに大きく、硬くなっていた。
「あっ…静馬…」
「何でだろうな。お前がほかの男と喋っているだけでこんなに苛つくのは」
「静馬、わたし…っ」
「お前の体を支配しても、心は自由だと、そう決めたはずなのに、な…!」
「あ、あああっ!!」
大きく硬いものが勢いよく挿入され、それだけで軽くイってしまった。
「あっ、あぁ、や、すごっ…んんっ、ん、はげし…っ!」
「はぁ…っ俺を知って…こんな関係でいて…どうしてほかの奴と笑える…?」
「んっ、んん…!はぁ、はっ、あっ、静馬…あ、あぁっ!」
「どうして、どうして…!」
「んああっ!あ、ああぁ!」
休むことなく何度も何度も打ちつけられ、つながっている部分が溶けてしまっている感覚に陥る。
一度だけでなく二度も三度も達した私は、それでもなお静馬に貫かれ続けた。
表情はわからなかったけれど、うわごとのようにつぶやく彼の声からは悲しみや戸惑いが感じられる。
きっと私は、静馬のその感情を知っている。
でも…。
「あっあぁ、静馬、気持ちいい…あっ、また、またイっちゃうよぉ…っ」
「ああ、イけ…俺も、もう出る…っ」
「や、ああああっ!」
「くっ…!」
後ろから、静馬の達したときの声が聞こえた。
こんな関係でもその感情の答え合わせをしないのは、こんな関係を終わらせたくないからだ。
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