八年ぶりに再会した塾の先生。大人になった私を見てほしいと、先生を受け入れてしまう私。 (ページ 4)

 その光景は想像以上に色気があり、耐えられない紗香が視線を逸らす。

「紗香も脱いで」

「…はい」

 紗香がスカートのファスナーを下ろし、シャツのボタンを上から二つ外したとき、ボクサーパンツ姿の祥平が乗りかかってきた。股間はパンパンに膨らんでいる。

 そのまま唇が重なった。分厚くて柔らかい唇で、紗香の唇が押しつぶされそうになる。

「んんっ」

 紗香を欲しくてたまらない祥平の欲望を感じるだけで、紗香の全身の力が抜けていった。

「先生…」

 ぼてっとした祥平の唇が荒々しく紗香の首筋を舐め始めた。両手を上にあげ、手首を祥平の手で固定されている。

「あぁっ、先生、ちょっと…」

「もう止められないからな」

 片手で簡単に残りのシャツのボタンを外され、そのままブラジャーも奪われた。

「綺麗な胸だ」

 祥平が露出した乳房の先に舌を這わせる。少しずつ紗香の息が荒くなり、乳房までもが同じように呼吸するかのようにほんのり赤みを帯びてくる。

「こんな大人になるなんて」

「先生、あんっ、気持ちいいです」

 祥平の手が下半身へ進むと、本格的に紗香の体が反応を見せ始める。

「あぁぁ」

 紗香の声が一段と高くなり、その喘ぎ声を飲み込むかのようにキスを浴びせる祥平。舌をねじ込み、いやらしい音を響かせながら重なり合う。

「…うっ、先生、おかしくなりそう」

 紗香の体をまさぐっていた祥平の指先が、クリトリスに触れてしまった。その突起物を指腹でまわすように、ゆっくりいじられる。

「はぁぁ、いい…、先生、感じちゃう」

 そのまま二本の指で重なったひだを押し開かれ、愛液を指ですくうかのようにまたゆっくりと悪戯が始まる。

「先生、あぁっ、はうっ…、はぁ…、先生」

 これが大人のセックスなのだろうか。紗香は今までに経験したことのない快感の波にのまれていた。体がぴくっと震えると、祥平が顔をずらして下半身へ向かい、紗香の両脚を大きく開かせた。

「敏感なんだな」

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