友達と猥談をしていた私。処女の私は話についていけなくて、それを聞いた幼馴染が一肌脱いでくれました…

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友達と猥談をしていた私。処女の私は話についていけなくて、それを聞いた幼馴染が一肌脱いでくれました… (ページ 1)

「…あたしの彼氏、ほんっとに絶倫でさー、性欲もやばいし…まじで困ってるんだよねー」

今日は久しぶりの中学時代の友達との飲み会。人数は男女合わせて6人ほどだった。

私は、周りの話についていけなくて、白目をむいて友達の話を聞いていた。

「絶倫なんていいじゃん!早いよりは!うちの彼氏は早いくせに、妙に愛撫ねちっこくて、潮吹かせるのがめちゃくちゃうまいんだよね…まじベッド水浸し」

「愛撫ちゃんとしてくれるのって良くない?えーあんたの彼氏、ちょっとかしてよ~」

「イイね、交換しちゃう?ってか理亜はどうなのー?」

「…あ、あたしは…特に、何もない、かな」

「「はぁあああ!?」」

そんなびっくりしたような歓声を、私は耳をふさいだ。

私は思うのだ。別に初体験が遅くたって、人それぞれなんだからいいと思う。そもそもこんなところでそんな話、するもんじゃないし。

私は、専門学校や大学には行かず、18歳の新卒で今の職場に入った。私の職場は、女性社員しかいない環境なので、これと言った出会いもなかった。

最後に恋愛したのなんて、いつだっけ…、と考えるほどに、私は恋愛というものにさほど執着していなかった。

だけど確かに、女性が久しぶりに会う友達とする話と言ったら、まず恋愛話であることは間違いないので、会えることは確かに楽しみではあったが、いざこの話題になると、私は小さくなってしまった。

「理亜、ねえ?20代前半、もう終わっちゃうんだよ?そんな悲しい20代過ごしてていいの?」

「いや、あたしも欲しい事にはほしいんだけどね…、出会いがなくて…」

「理亜可愛いんだから、すぐ彼氏できるって!なんで女の武器を使わないかなぁ!?」

「…可愛いって…、もうそんな年でもないでしょ」

私は、小さくため息をついて、ビールを一口飲む。…彼氏がいるのがそんなに偉いのか?そんな風に心の中で思ってしまった。

「別に、今楽しいならそれでいいんじゃん?理亜も人生設計ってもんがあんだろ」

「慎太郎はほんとに理亜に甘いよねぇ、てか慎太郎は?確か彼女いたよね?」

慎太郎は、私の幼馴染。何かと遠回しにいつも私を助けてくれたりする。…今のも、私がつまらなそうにしてたから、ちょっと助け船出してくれたのかな。私は、そう思うことにした。

「いねーよ。結構前に別れた」

「勿体な!まあ男はすぐ彼女つくれるからいいけどさ…」

「…当分つくる予定なんかないけどな」

「そうなの?まあいいけど。飲も飲もー!」

慎太郎は、友達の言葉をさらりとかわすと、何事もなかったように男友達と話し始めた。

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