彼の裏アカが発覚!浮気された腹いせに裏アカ男子を狩ってみたら、逆襲されちゃって… (ページ 2)
「じゃあ、今日は拘束プレイで、中イキしてみたいってことでいいかな?」
「はい」
ラブホの部屋に着くと、まずベッドのマットレスの下に、拘束具の設置。
拘束されるのは自分だって知らずにご苦労さま。
篤志くんに先にシャワーを浴びてもらい、レモンサワーで乾杯。
全部飲んだのを見届けてから、シャワーを浴び、浴室を出ると、篤志くんはベッドの真ん中ですやすやと眠っていた。
やったぁ! 裏アカ男子を狩ってやったぜ!
早速ベッドに拘束して、写真を撮る。
篤志くんひとりの画像だけじゃつまらないと思い、篤志くんの上に跨がってハメ撮りっぽいのも撮って、自分の顔と局部に加工を入れる。
それから篤志くんのスマホのパスコードをアプリで突破して、彼女らしい人を探す。
しょっちゅうメッセージのやり取りをしている女性が見つかったので、画像と篤志くんの裏アカのURLを送り、篤志くんとの連絡に使ったアカウントを削除して、はい終了。
篤志くんを残してホテルの部屋を出た。
*****
そんなふうにして、私は、裏アカ男子狩りを続けた。
こちらから、裏アカ男子にアプローチするだけでは飽き足らなくなり、自分のアカウントにも胸を手で隠した画像を貼って、エッチが上手い相手を募集することにした。
彼からは、仕事が一段落したから会いたいという連絡がきた。
SNSの裏アカを使って浮気してることを知っているから別れたいと返信すると、私とのエッチがつまらないので、私をエッチでイかせるために修行をしていただけだと開き直られた。
最低。
彼とのやり取りで苛立っていると、SNS経由のDMが入ってきた。
女性をエッチでイかせるのが趣味という既婚男性から、出張で近々こちらに来る予定があるからぜひ会いたいというものだった。
ただ、妻の縁故で就職したので、絶対に身バレできないから、写真は送れないとのことだ。
どす黒い欲望がふつふつと湧いてくる。
こいつを狩ったら、彼女どころか、結婚生活と仕事まで奪ってやれるのか。
私はその男に返信した。
*****
男が宿泊しているビジネスホテルの1階にあるカフェで男を待っていると、待ち合わせの時間ぴったりにメッセージの通知音が鳴った。
―一緒に出張に来た同僚がそのカフェにいるみたいで、今そこには行けないんだ。直接部屋に来てくれるかな。それから、飲み物を買ってきてくれるとすごく嬉しい。部屋で飲もう。
飲み物なら、睡眠導入剤入りのレモンサワーをちゃんと用意してある。
指定された部屋のドアベルを鳴らすと、ドアが控えめに開かれ、ぐいっと腕を掴まれて、部屋に引き込まれる。
「…!」
そのまま背後に回った男に羽交い締めにされ、手で口を塞がれる。
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