雑魚寝をするアルバイト仲間がいる中で、彼に愛され声を押し殺しながらもいつも以上に感じてしまう私。 (ページ 2)
ーガタン、ゴトン。
電車が通過すると同時に、碧人の手が上へ上へと這い上がる。
「詩織…、したくない?」
詩織の体を知り尽くし答えを知っている碧人のその表情は、自信に満ち溢れている。すでにこたつの中では、碧人の脚が詩織を固定していた。
なかなか体を自由に動かせないので、碧人の指先が同じリズムでブラジャーに沿って行ったり来たりするだけで、詩織の奥はもうとろとろになってしまっていた。
「うっ」
あまりの気持ちよさに思わず吐息が漏れる。
「あっち向いて」
ゆっくり音を立てないように碧人が詩織の体勢を横向きに変え、後ろから優しく抱きしめる。
「声、我慢してよ」
耳たぶを舐めるように後ろからいじめる碧人のペニスも、硬さをアピールするかのように詩織の下半身に当たっていた。思わず後ろを振り返ろうとする詩織を、碧人は許さない。
ブラジャーのホックを外し、執拗に胸への愛撫を始めた。Dカップの胸をゆさゆさと揉みしだき、時々尖った乳首を指先で摘んでみる。
あまりの気持ちよさに詩織はうっすら汗ばむほどに陶酔し始めた。
「あぁっ」
どうしてもこらえられない喘ぎ声を聞いて、碧人もさらに股間を熱くしていた。
詩織は後輩が気配に気づかないか焦り始めていた。体をもぞもぞと動かして寝返りを打っているふりをするが、男と女が作り出す淫らな空気は隠せない。
ところが、見られているかもしれないという不安とスリルが、くすぐったいような、たまらない快感を湧きあがらせる。
詩織のスエットパンツがずるっと太ももまで下げられた。その瞬間、詩織は理性を取り戻したのだが、碧人が湿ったその部分に指を当てると恥ずかしい姿に耐えられず全身に力を入れて丸まってしまった。
「すごいじゃん」
碧人が詩織の濡れ具合に驚く。クリトリスも赤くぷっくり膨れているに違いない。太ももまで白い糸がいやらしく引いているのか、生温かい感触が素肌に伝わる。
それは碧人の我慢汁だった。
お尻の割れ目にペニスが擦られ、こたつの中ではじゅくじゅくの二人の下半身が照らされている。碧人は詩織から喘ぎ声が漏れそうになると、口を手でふさいでいた。その碧人の指を舐めるだけでフェラをしている気分になり、詩織はひどく感じてしまう。
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