ずっと妄想していた甘くて刺激的なマッサージAVごっこが、私の羞恥心に刺さりました。

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ずっと妄想していた甘くて刺激的なマッサージAVごっこが、私の羞恥心に刺さりました。 (ページ 1)

夏美がずっと妄想していた、その時がやってきた。

ボクサーパンツ姿の春樹が、うつ伏せの夏美を優しくマッサージしている。いつもよりゆっくり、そして触ってほしいところをわざと避けながら夏美を見下ろしているのだ。

付き合って一年が過ぎた週末、二人は久しぶりにラブホテルに泊まった。三十五歳の春樹と、三十三歳の夏美。若いころの恋愛のように貪り合うこともなく、セックスも愛し合うという表現がぴったりだと思う。

そんな二人が、シャワーを浴びてバスタオルとボクサーパンツのままベッドに横たわり、マッサージAVごっこを始めたのだ。

きっかけは、いつもと違うホテルのテレビのチャンネルで、春樹が色々と探していたことだった。

「AV多いなー。夏美はどんなのが気になる?」

「この中で? うーん、どうかな。このマッサージとか、かな」

「へー。そうなんだ。見ながら同じようにしようか」

 春樹の提案に夏美の子宮の奥がきゅっと反応した。夏美が一人エッチをするときのお気に入りのAVだと、春樹は知るはずもない。

 こんな形で春樹と「ごっこ」ができるなんて、夏美にとっては嬉しいサプライズでしかないのだ。

「ほんとに?」

胸の高鳴りを抑えつつ、夏美はシャワーを浴びる。もう乳首がこりこりと尖っているのか、シャワーの水圧でさえも前戯になってしまうほど、夏美はたまらなくなっていた。

「お待たせ、春樹もお風呂入って」

「うん、寝るなよ」

「大丈夫」

そんないつも通りの会話をしながら、夏美は髪を乾かす。鏡に映る自分の顔が、妙に艶っぽく見えるのはなぜだろう。

夏美はもう待てないのだ。春樹がどこまで真剣なのかはわからないが、できれば最後まで再現して欲しい。いつもよりも卑猥な格好で一緒に絶頂を迎えたい欲望が、爆発しそうなのだ。

そんなことをぼーっと考えていると、春樹がシャワーから出てきた。細マッチョの引き締まった体、濡れると前髪が額にかかり幼く見えるのも可愛いと思う。ぷっくりした唇は夏美の唇と相性が良く、初めてキスを交わしたときはキスがこんなにも気持ちの良いものかと驚いたほどだ。

「こっち来て」

「うん」

少しひんやりとした布団に二人で潜り込み、二人でAV観賞が始まった。

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