嫉妬深い恋人に、肉体を調教されています

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嫉妬深い恋人に、肉体を調教されています (ページ 1)

ピチャリピチャリ…と耳を塞ぎたくなるような淫らな音が、わたしの耳に絶えず届いてくる。

唾液と愛液にまみれたザラザラした舌の表面が、すでに硬く尖ったクリトリスから淫穴まで何度も舐め上げるからだ。

すでに快楽に飲まれている熱い肉体は、下半身の甘い疼きに耐えきれなくなっている。

「ねっ…、梓真、もうそろそろ止めて…。じゃないとっ…」

「んっ…。もう我慢できないの? 随分と感じやすくなったものだ」

顔を上げたのは、3ヵ月前に友人から恋人へと関係が変わった彼。

高校時代からの友人で、同じ大学へ進み、部署は違えど同じ会社に入社したのは腐れ縁だと思っていた。

それが全て彼の選択だったことを知ったのは、恋人になってから。

「でも良かった。他の男のことなんか、もう忘れたよね?」

「そんなの…元々あんまり覚えてないよ」

「じゃあもう僕だけを求めてくれる肉体になれた?」

いたずらっ子のようにわたしの顔を覗き込んでくる彼は、パッと見は整った顔立ちをしている。

肉体だって、運動不足にならないようにと、ジムへ行って鍛えているほど。

高校時代からの知り合いじゃなければ、彼のようなイケメンに告白されてもすぐにOKなんてしなかっただろう。

「…うん、なれた。梓真だけが欲しいよ」

「嬉しいっ…! 愛しているよ、千華」

パアッと笑顔を浮かべた彼は、次の瞬間にはズンッと遠慮なくわたしのナカに入ってくる。

「かはっ!? そっ…んないきなり奥まで…」

「ゴメンね? あんまりにも千華が可愛くて、我慢できないんだ。止めたくても止められないから、覚悟して?」

言葉は優しいけれど、明らかにその眼は獲物を喰らおうとしている捕食者の眼だ。

宣言通り、彼はわたしをギュッと抱きしめると、ナカをグチュグチュにかき乱していく。

彼のモノは熱く熟れたナカを幾度も押し開き、腰を打ち付けるたびに敏感になったクリトリスは押し潰される。

「ああっん! 梓真っ…、気持ち良いけど激し過ぎるよぉ!」

ベッドの上で乱れ狂うわたしを見下ろし、満足そうに微笑む梓真は、胸や首筋、顔にくすぐったくも熱いキスの雨を降らせる。

そして物欲しそうな表情で、わたしの顔を覗き込む。

「…愛しているよ、梓真」

「うん、僕もだよ」

欲しかった言葉を得られた梓真は、噛み付くようなディープキスをしてくる。

彼が与えてくれる快楽の波に身をゆだねながら、ぼんやりと思う。

離れられなくなっている気持ちは、わたしと彼、どっちが強いんだろう?

-FIN-

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