不倫相手から逃げるように結婚したのに、あの快感を知っている私は断ることができない…

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不倫相手から逃げるように結婚したのに、あの快感を知っている私は断ることができない… (ページ 1)

「後悔してるのかな?」

ホテルの部屋のドアが閉まる音と同時に一樹は言った。

亜紀子が答えずにいると、一樹はネクタイを緩めながらゆっくりと振り返った。

「一樹さん、私…」

「俺は亜紀子を抱きたい」

「私、結婚したの。一樹さんがいつまでも奥さんと別れてくれないから、別の人と結婚したのよ」

「人妻の亜紀子を抱くことができて嬉しいよ」

「ひどい…」

一樹は俯き唇を噛む亜紀子を抱き寄せ、口付けをした。

亜紀子は抵抗しなかった。心の奥では一樹に抱かれることを渇望していた。

この日は亜紀子の元同僚の結婚式だった。元上司の一樹が出席することも知っていた。欠席を選ぶこともできたが、亜紀子はそれをしなかった。結婚しても一樹のことが忘れられなかったからだ。

亜紀子は一樹に全てを脱がされ、一糸まとわぬ姿で大きなベッドに横たわった。

同じく裸になった一樹は、亜紀子を舐めるように見下ろした。征服した雄の顔が見え隠れする。

亜紀子は誘うように、脚を開いた。一樹が欲しい、既にそれだけしか考えられなくなっていた。

興奮した一樹は荒々しく、亜紀子に覆いかぶさる。

「綺麗だ。まるで熟れた果実だ。ここも、ここも」

乳首とクリトリスを順番に指で弾かれ、これから与えられるであろう快感に期待が膨らみ震えた。

「敏感だ。毎晩抱かれているんだね」

「いや、知らないわ」

「昨日も抱かれたのかい?旦那に抱かれた次の日には、もう他の男を咥え込もうとしてるのか。ふしだらな子だ」

「やめて」

「どうやって旦那を誘っているんだい?俺に見せてごらん。男に見せつけるように脚を開いた後はどうするんだい?」

「ひどいわ、一樹さん。意地悪しないで」

亜紀子の声は湿っていた。悲しみにではない。一樹の言葉に煽られ興奮していた。そして男を誘う甘い湿った声で懇願する。

一樹もそれに気づき、ご満悦の笑みを口元に浮かべた。

「知らぬ間に淫らな体になっていたから…ついいじめてしまった。熟れた亜紀子を抱くことができて嬉しいよ」

一樹はチュッと音を立て軽いキスを繰り返す。次第にキスは激しくなった。一樹の熱い舌が亜紀子を犯す。亜紀子もそれに応えた。

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