持ち帰った仕事をしていたら背後からイタズラに焦らされて…誘惑に負けちゃうあまあまエッチ (ページ 5)
すると、彼は携帯電話をテーブルに置きながら笑みを浮かべてこちらを見た。
「…こっちおいで?」
と言いながら、自分の膝をポンと叩いた。
すっかり力が抜けておぼつかない足取りのまま、彼と対面になるように跨いだ。
両手で眼鏡を外されるとするりと耳元に手を添えられて、まだ敏感な体はこんな事でも反応してしまう。
彼の瞳が愛おしそうにあたしを見つめる。
「我慢してるの可愛いんだもん。」
言いながらあたしの後頭部を持って軽く引き寄せる。
唇が触れるか触れないかの距離で「・・・怒った?」と甘い声で囁く。
弱く吐息が唇にかかって、早くその唇に触れたくて仕方がなくなる。
「・・・許してくれる?」
上目遣いをするとあたしなんかよりもずっと可愛くって、そんな顔でお願いされたら許さない訳ないじゃない。
『…許すから、早くちゅうして?』
「…可愛い」
そう言ってあたしの唇はすぐに塞がれた。
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