いつも誘うのは私からだったのに…年上彼氏に優しく意地悪に迫られて立場が逆転する休日前夜 (ページ 6)
「ナナ。全部脱いで」
「うん…」
言われるままに1枚1枚脱いでいくその間も、ミツキさんは髪やうなじにキスを浴びせ続ける。
「次は俺を脱がして」
「えっ?」
「ナナ、いつもやってるじゃん」
「ばか」
逆らえない。
私は体の向きを変えて、ミツキさんと向き合う形になった。
我慢できずに唇にキスをする。
そのまま、上着を脱がしていく。
ミツキさんは下は自分で脱ぎ、裸になった2人で立ち上がってハグをした。
「ミツキさん酔ってる?」
「酔ってる。いつも平日しか会えないけど、明日はナナも休みだろ」
エッチの時にいつもそっけない感じだったのはそのせいだったのかと気づいて、泣きそうになった。
自分が疲れたくないのかと思ってたけど、私のことも気遣っていてくれたのだ。
ぎゅっと抱きしめると、もっと強い力で抱きしめてくれた。
キスをしたり、くすぐったりしながらベッドへ移動する。
仰向けに寝かされて、ミツキさんが私に覆いかぶさるように体重をかけてきた。
再び指が下腹部に触れる。
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